自宅でも体脂肪率を測定できる機器が登場したことから、体脂肪率チェックは、健康思考な人だけではなく、世間一般的にも身近な存在になりつつあります。
低けりゃいいってわけでもないので、ここでは体脂肪率の基本や年齢別の標準体脂肪率について少し触れていきたいと思います。

体脂肪率の意味

体脂肪率とは、体重のうち身体の中にある脂肪の重さが占める比率のこととされています。
生活習慣病との関係が低いと考えられています。
脂肪組織には電気抵抗が高いという特性があり、身体に微弱な電流を流すことで体脂肪がどの程度存在しているのかを推定できるとされています。
そのため、それを利用した体脂肪率を計測できる体重計などもあり、家庭でも簡単に調べることができるといわれています。

ただ、体脂肪率は身体の中の水分量や分布、骨格筋量などの影響を受けやすく、計測するタイミングによって変動するとされています。
実際、両足の間に電流を流して体脂肪率を計測する下肢型タイプを使用すると、朝よりも夕方の方が体脂肪率は低くなりやすいといわれています。
これは、朝よりも夕方の方が下半身の水分量が増えるため、電気抵抗も弱くなるためと考えられています。
また、水分を摂取した後も低くなりやすいといわれています。
逆に、排尿後や運動後は体内の水分量が減少するため、高くなる傾向にあるといわれています。

減量モチベーションのひとつのツールとして使用するのに向いているといわれていますので、計測する際は計測する時間帯を決めておいた方が良いでしょう。

男女での体脂肪率と体型の違い

一般的な成人女性の場合、男性よりも脂肪が多いため体脂肪率が20~25%であれば標準体型とされます。
逆に男性は女性よりも脂肪が少ないことから標準体型とされる体脂肪率も低く、15~20%の範囲となっています。男女別の詳しい分類は次のとおりです。

女性

15%:痩身
20%:標準
25%:標準
30%:軽肥満
35%:軽肥満
40%:中肥満
45%:高肥満


男性

8%:痩身
12%:痩身
15%:標準
20%:標準
25%:軽肥満
30%:中肥満
35%:高肥満

女性は年齢によって体型分類に違いがでる

性別によって標準とされる体脂肪率も異なりますが、女性の場合は年齢によっても異なるといわれています。

まず、男性の場合は20%以下であれば標準とされています。
女性の場合、6~14歳の場合は、25%以上になると軽度肥満に分類されるため、それ以下であれば標準とされています。
15歳以上は基準が少しゆるくなり、30%を超えると軽度肥満とされることから、それに満たなければ標準体脂肪率とされています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
男性は年齢に関係なく、体脂肪率と体型分類は同じですが、女性は微妙に違いがありますね。

体脂肪率も低ければ低いほど良いということもありませんので、自身の身体からの声とよく相談して、理想の体脂肪率を目指しましょう。

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