冬至に食べると風邪をひかない!秋の味覚「かぼちゃ」
秋の味覚「かぼちゃ」。10月はハロウィンの飾りつけで、必ず目にする野菜ですね。その栄養効果とはどんなものでしょうか?
ダイエット中にもオススメの「かぼちゃ」
「かぼちゃ」といえば、食物繊維が豊富です。かぼちゃの食物繊維は不溶性で、水に溶けない性質を持っています。水分を吸収して膨らむため、少量でも満腹感が出るので、ダイエット向きの食材と人気です。ダイエット中はよく噛んで食べることで、食べすぎの防止にもなります。
ただし水に溶けない分、消化も悪く、水分を吸収してかさを増すことで、腸を刺激し、蠕動運動を活発にする働きがあります。そのため、便の排出を助けてくれますが、一方で食べすぎると便が硬くなるということが懸念されます。便秘改善には、不溶性食物繊維だけでなく、海藻やネバネバ系食材に多い水溶性食物繊維もバランスよく摂るようにしましょう。
風邪や病気の予防にも効果的!
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言うのは、ただの言い伝えではなく、冬場に流行する風邪やインフルエンザなどの感染症予防に効果があるのは、「かぼちゃ」に多く含まれるβカロテンから作られるビタミンAが重要になります。
ビタミンAには免疫機能を正常に保つ作用があるため、菌やウイルスに対する抵抗力を強化してくれます。さらに粘膜の保護もしてくれるため、のどや鼻からウイルスが侵入するのも防いでくれます。また、ビタミンCにも風邪を予防してくれる効果が期待できます。
また、「かぼちゃ」が多く含むβカロテンが持つ強い抗酸化作用は、活性酸素を除去し、コレステロールを始めとする各組織が酸化することを防いでくれます。動脈硬化などの生活習慣病を始め、がんの予防も期待できます。
またビタミンEにも抗酸化作用があり、さらに血管を強くしてくれるため、動脈硬化の予防には最適と言えます。カリウムは、ナトリウムの排出や利尿作用により、主に高血圧の予防に期待できます。
アンチエイジングにも効果的!
かぼちゃの栄養成分による抗酸化作用は、肌の酸化も防いでくれるため、シミやシワ、たるみなどの老化現象の予防も期待できます。また、ビタミンAには皮膚粘膜のほか、髪の健康維持にも役立ってくれるため、しっかり摂れば美髪効果にも良いのです。。またビタミンCは、コラーゲンの生成を助けることによる美肌効果も嬉しいですね。
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