筋トレに適した時間帯とは
筋トレは、朝と夜のどちらが良いかは人によって異なります。
筋トレに最適な時間帯
筋トレをする時間帯のベストは人によって違います。時間帯によってメリットとデメリットが異なり、一概にはいえないからです。朝と夜のメリット・デメリットを把握してトレーニングをするのが良いでしょう。
習慣づけるためには、毎週同じ曜日、同じ時間に筋トレをするとことをおすすめします。筋トレは継続しておこなうことが一番大切です。自分の生活リズムを見直して、筋トレできる時間帯を探してみてください。
筋トレをするタイミングとして、お昼休みはおすすめしません。筋トレは空腹でも満腹でもない時間におこなうと良いとされています。
人によってベストな時間帯は異なりますが、一般的には14時~18時の間にトレーニングをおこなうのが良いとされています。理由としては次の3つが挙げられます。
・筋肉に十分なエネルギーが補給されている
・体が一番活発となる
・就寝まで時間がある
しかし、上記の時間帯は多くの人が働いている時間帯でもあります。平日であれば、筋トレを行えるタイミングとしては朝か夜しかありません。
筋トレを朝に行うメリット・デメリット
朝の筋トレは清々しい気分なり、心に良い影響を与えてくれます。
固まっていた筋肉がほぐれ、体全体を活性化させてくれます。しかし、朝は体温が低いため、血圧が低い状態です。過度なトレーニングは適していません。
筋トレを夜にするメリット・デメリット
夕方~夜間は一日の中で体のパフォーマンスが上がり、筋肉に良い影響を与えてくれる時間です。
一方で夜は仕事が終わり疲れている時間でもあります。筋トレが好きでない限り、トレーニングをする意欲が湧かないでしょう。
トレーニングの朝と夜の効果の違い
体温は1日を通して0.6℃~1.0℃変化します。運動のパフォーマンスは体温に大きく影響されるため、トレーニングが体に与える影響も朝と夜で変わってきます。
体へかかる負担
体にかかる負担は朝のトレーニングの方が高いです。
朝は日中や夜間と比べて体温が低下しており、血管が収縮した状態です。血圧が上がりやすい状態のため、急激な運動をおこなうと脳卒中や心筋梗塞のリスクが上昇します。
実際、国立循環器病研究センターでは、早朝におきる心筋梗塞の危険性対して警鐘を鳴らしています。高血圧で悩んでいる人は、トレーニングを夜におこなってください。
トレーニング内容
朝は軽いフィットネス、夜は負荷の高いトレーニングをおこなうのがおすすめです。
朝は運動強度が軽い、ヨガやウォーキングなどを中心にメニューを組むと良いでしょう。朝は筋肉や関節が硬まっており、体の可動域が日中と比べて狭くなっています。体をほぐすことで血流が良くなり、一日を気持ちよく過ごすことができます。
一方、夜のトレーニングはベンチプレスやバーベルスクワットなど高負荷なトレーニングを中心におこなうと良いでしょう。理由はトレーニング後に食事を摂って、体をゆっくり休めることができるからです。体を限界まで追い込めることができるため、筋肥大やボディライン形成中心のメニューがおすすめです。
筋トレの朝と夜の違い
時間が確保しやすい早朝や深夜は、体への負荷が大きく、筋トレに最適な時間帯とはいえません。しかし、体のパフォーマンスが高くなる昼間から夕方にかけては、多くの社会人がまだ働いている時間帯です。筋トレを継続しやすい時間帯を見つけることが重要です。
筋トレの効果が一番発揮される時間は人によってさまざまです。生活リズムや食事の時間帯をよく吟味して、自分に最適な筋トレのタイミングを探してみてください。
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