秋の味覚が美味しい“食欲の秋”ではありますが、、、

秋といえば“食欲の秋”。秋の味覚など、食べる楽しみが広がる季節ではありますが、夏から暑さもやわらぎ、過ごしやすくなる一方で、気候の変化に身体がついていけず体調は不安定になりがち。こんな時、食べ過ぎにより胃腸の不調を招く方が多いんだそうです。

胃腸の働きと不調の原因とは

胃腸の働きは消化吸収と排泄です。消化吸収によって食物の栄養素を取り込み、排泄によって体内に溜まった老廃物を外に出すことは、生命活動にとって欠かせません。胃腸の不調は肌トラブルや便秘、下痢のほか、口臭などの原因となるうえ、腸内環境の悪化は免疫力低下に直結し、健康にも大きく影響します。

胃腸は食生活以外にも、ストレスなど精神的な影響を受けやすいのが特徴です。また、胃がムカムカする、食欲がわかない、便秘がちというように、胃腸の不調には痛みに限らず、不快感を伴うものが多くあります。

食事の際は、よく噛んで食べよう!

食べ物はよく噛むほどに細かくなって唾液と混ざり合うことで、消化されやすくなります。また、噛むことで満腹感を得やすくなるほか、脂肪組織の分解を促す脳内神経系を活性化させる、胃液 や唾液をはじめとする消化液の分泌を高めるなど、さまざまな効果が得られます。よく噛んで食べるためには“~しながら”食事するといったことは避け、食事を楽しむようにしましょう。

なるべく決まった時間に食事をとるようにしよう!

一定の時間に食事することで体内のリズムが整い、胃腸の調子が整いやすくなります。 欠食などにより長時間にわたって空腹状態でいると、胃液の酸度が高いままとなり、胃の粘膜に障害を起こしやすくなるので注意が必要です。反対に、食べ過ぎや間食のし過ぎは、胃での消化吸収力が低下し、胃もたれなど胃のトラブルを招きやすくなります。

胃腸にやさしい食材や料理を食べるようにしよう!

胃もたれ、胃痛には、胃酸の分泌の抑制や、胃の粘膜の再生を促すビタミンUが含まれ るキャベツ、セロリ、レタスを食べると良いでしょう。便秘には、食物繊維が豊富でスムーズな便通をもたらす、きのこ類やさつまいもがおすすめです。

その他、だいこん、たまねぎ、魚の白身や豆腐、納豆、牛乳やヨーグルト、りんご、バナナなどが胃腸にやさしい消化の良い食材として挙げられます。

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