秋は「血圧」が上がりやすい!

9月~10月にかけての秋は、一年のうちでも血圧が上昇しやすい季節と言われています。血圧が上昇しやすいと、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなります。普段、血圧は問題なしという方も、夏の終わりから、倦怠感やだるさなどを感じるようでしたら、血圧も測ってみましょう。

知らず知らずのうちに夏のダメージが溜まっているかも。

今年も熱い夏を無事に乗り切ったという方も、実は身体に夏のダメージが知らず知らずのうちに残っているそうです。暑い屋外に冷え過ぎの室内、思っている以上にも私たちの体はダメージを受けていて、気づいていないだけで、身体は夏バテ状態になっていたかもしれません。

これにより「血圧」が変動しがちになるんだそうです。高血圧は冬場になりやすいと思われていますが、秋も発症が多いそうです。これは日中の気温差が大きく血管が収縮することが要因です。心筋梗塞や脳卒中など重篤な病気のリスクが高まるだけに、しっかり予防しましょう。

「血圧」を下げる効果が期待できる食材

身体の基本となるのは食事です。こんな時こそ、「血圧」を下げる効果が期待できる食材を取り入れましょう。

まずはトマト。アミノ酸の一種であるGABAがふくまれていて、血圧を低下させる働きがあるそうです。トマトの旨み成分であるグルタミン酸が野菜の中でも非常に豊富であるため、少ない塩分で調理しても、しっかりと旨みが感じられ、減塩にもつながるといわれています。また、レモン果汁飲料の継続的な摂取で、血圧が有意に低下することも分かっているそうです。

また、きのこ類にはナトリウムの排出を促し、血圧を下げる効果のあるカリウムが豊富に含まれています。きのこ類に多く含まれるナイアシンにも、血管を拡張して血圧降下作用があり、GABAも豊富に含まれています。

最後に、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには血管を広げ、血球を通りやすくする作用があり、血圧降下に効果的だということが分かっているそうです。

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