はじめに

今回はカナディアンウイスキーについて紹介したいと思います。
ウイスキーが苦手な方は飲みづらいイメージがあるかもしれませんね。
しかし、美味しいウイスキーを飲めるようになれば、
ロックなどで味わう事も出来るでしょう。

カナディアンウイスキー

「カナディアンウイスキー」とは、その名のとおり、カナダで造られるウイスキーの総称です。
カナディアンウイスキーは、スコットランド産のスコッチウイスキー、アイルランド産のアイリッシュウイスキー、アメリカ産のアメリカンウイスキー、日本産のジャパニーズウイスキーと並んで、世界五大ウイスキーのひとつに数えられます。
日本では馴染みが薄いようですが、ウイスキーの生産量では、スコットランドに次ぐ世界第2位の存在です。

カナディアンウイスキーは、トウモロコシなどを原料にした、クセのない「ベースウイスキー」と、大麦やライ麦などの麦類を原料にした、オイリーでスパイシーな「フレーバリングウイスキー」をブレンドして作る「ブレンデッドウイスキー」がほとんどです。
世界五大ウイスキーのなかでもっとも風味が軽く、マイルドなウイスキーと言われていて、ウイスキー初心者でも飲みやすいウイスキーのひとつです。

カナディアンウイスキーの条件

カナディアンウイスキーは、カナダ国内で製造されるというだけでなく、以下の基準を満たしていなければならないと法律によって定められています。
1、穀物を原料に、麦芽などで糖化、酵母などで発酵し、蒸溜したもの
2、700リットル以下の木樽で3年以上熟成させること
3、瓶詰め時のアルコール度数が40度以上であること
4、カラメルまたはフレーバリングを添加してもよい

ユニークなのは4番目。この基準があることで、さまざまなフレーバーのカナディアンウイスキーが生み出されています。

カナディアンクラブ

カナディアンウイスキーの代表的な銘柄ですね。
「カナディアンクラブ」は禁酒法以前からアメリカに輸入され、不動の地位を確立していた、カナディアンウイスキーのなかでも古株的な存在です。
ベースウイスキーとフレーバリングウイスキーを熟成前からブレンドする「プレ・ブレンディング」により、両者の味がなじんでまろやかに仕上がっています。口当たりが軽く、カクテルのベースとしても人気ですが、ストレートやロックでも飲みやすく、幅広いたのしみ方ができます。

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