はじめに

みなさんはアイリッシュウイスキーというウイスキーをご存知ですか?
最近では日本でもハイボールを作るのにウイスキーが使われるので、
だいぶ身近にはなってきましたね。
今回はそんなウイスキーのアイリッシュウイスキーについて
少しですが紹介したいと思います。

アイリッシュウイスキーとは?

アイリッシュウイスキーはアイルランドにて生まれました。

南北に500km、東西に300km程の島で、人口は650万人程度。気候は安定しており、涼しい東京といった感じです。

ちなみにみなさん、アイルランドには2つの国があるの知っていました?

アイルランド共和国と北アイルランドです。

もともとアイルランドという国は存在しておらず、長い間イギリスの一部として統治下にありました。これが内戦により1922年にイギリスから独立したのです。

このふたつの国で作られるウイスキーを“アイリッシュウイスキー”と呼びます。

アイリッシュウイスキーの条件

アイリッシュウイスキーを規定している「Irish Whiskey Act,1980」には次のような定義があります。

・ウイスキーをつくる原料は穀物類を使いましょうね
・麦芽に含まれる酵素(ジアスターゼ)で糖化しましょう
・酵母の働きで発酵させましょう
・蒸溜の時はアルコール度数94.8%以下じゃなきゃダメよ
・木製の樽に詰めましょうね
・アイルランド、または北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させなきゃダメよ

北アイルランドはイギリスに属していますが。アイルランドで作られるウイスキーはすべてアイリッシュウイスキーに分類されます。

スコッチウイスキーとの違いは?

酒質が軽く雑味が少なくマイルド。というのが最大の特徴です。

多くの人が「フルーティ」で「飲みやすい」と感じる場合があります。桃や洋ナシ、南国果実のような印象を受ける方が多いようです。

ウイスキーそのもののテクスチャがややオイリー(油っぽい)という特性もあります。

これは原料を石臼で粉砕し、長い時間糖化することに理由があるとされています。

大麦麦芽以外の穀物の殻が固いため、パワーのある石臼で穀類を粉砕、さらに未発達麦芽を多く含むので長時間糖化させます。。

これがアイリッシュ独特のオイリーさ(油っぽさ)を生んでいるのと言われています。

次にスコッチに比べ大きめな単式蒸溜器で3回蒸溜を行い、アルコール度数80%以上の蒸溜液を作ります。

蒸溜を重ねることで雑味が少なく、酒質がライトでクリーンなものになるのです。熟成が早く進むといった特徴もあります。

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