シミの原因

① 紫外線
シミの一番大きな原因として挙げられるのが紫外線です。肌トラブルの原因の約80%が紫外線によるものなんだそうです。地上に存在する紫外線には、UV-AとUV-Bの2種類があります。

1. UV-A
波長が長いため、皮膚表皮の基底層から真皮まで達し、メラノサイトを活性化させます。これにより黒色メラニンが大量に生成され、肌の色が濃くなります(日焼け)。UV-Aは波長が長いため、曇り空やガラス窓も通過してしまうので、曇りの日や車の中でも紫外線対策が大切です。

2. UV-B
肌に対する刺激はUV-Bのほうが強く、細胞の遺伝子(DNA)を破壊する力をもっているため、皮膚がんの原因にもなっています。海水浴などに行って、顔や背中が赤くなってヒリヒリするのは、このUV-Bが原因です。

② 活性酸素
活性酸素とは、体内に入った酸素の一部が、他の物質と反応しやすい状態に変化したものを言います。この体内で発生した活性酸素は、メラノサイトを刺激して黒色メラニンの生成を促しシミができることもあります。活性酸素を発生する原因物質は、紫外線、ストレス、大気汚染、タバコなど。

③ 女性ホルモンの変化
妊娠中や出産後、閉経時(更年期)などは、女性ホルモンのバランスが崩れやすくなっています。バランスが崩れると、一時的に黒色メラニンの生成が高まると考えられており、シミが増えることがあります。

④ 物理的な刺激
傷や虫刺されなどによる炎症や、摩擦などの物理的な刺激によってもメラノサイトが刺激されます。また、副腎皮質の機能低下や、肝臓や腎臓の機能障害などでも、シミができることがあります。

対策

① 食生活
シミ対策には、シミや美白に良い食べ物を意識して摂るのも効果的です。
下記栄養素は、肌の新陳代謝を促してシミのもととなるメラニンの排出をサポートしてくれます。
1.ビタミンA
ニンジン・小松菜・ブロッコリー など

2.ビタミンC
レモン・アセロラ・パプリカ・トマト など

3.ビタミンE
アーモンド・ピーナッツ・かぼちゃ など

② 医薬品
シミを効果的に薄くするなら、下記のような美白成分が配合された医薬品の服用を検討するのもおすすめのようです。

1.L-システイン
シミ・そばかすを防ぐ成分

2.トラネキサム酸

3.ビタミンC
できてしまったシミを薄くする成分

薬局で手に入る市販の医薬品や、美容皮膚科で処方されるものなどさまざまな種類がありますよ。

③スキンケア
シミをしっかり対策するには、まずは正しいスキンケアで肌のターンオーバーを整えることが効果的のようです。
正しいスキンケアの手順は以下の通り。
化粧水⇒美容液⇒乳液orクリームまた、使う化粧品は以下のような美白有効成分配合のアイテムを選ぶのがおすすめ。
1. シミ予防
・アルブチン
・トラネキサム酸
トラネキサム酸、m-トラネキサム酸 など

2. シミを薄くする
・ビタミンC誘導体
ビタミンCリン酸Mg、L-アスコルビン酸2-グルコシド など

最後に

ピックアップして載せてきましたが、上記でも治らない場合は生活習慣の見直し、もしくは医療機関でシミ対策をするのもいいかもしれません。自分に合った対策があると思いますので実践してみてください。暑い時期に突入するので、紫外線もそうですが熱中症には特に注意していきましょう。

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