自分の誕生石を知っている人は多いと思います。
特に男性より女性の方が詳しいでしょう。
しかし、誕生日花を知っている人は少ないのではないでしょうか。
誕生『日』花と、名前が付くぐらいなので、1日1日に誕生日花があります。
ここでは7月30日の誕生日花を少し紹介します。

※誕生日花は複数ある場合もあり紹介出来ていない誕生日花もあります。

カエンボク

カエンボクはノウゼンカズラ科に分類される花木。
ジャカランダ、ホウオウボクとあわせ世界三大花木と称されます。

湿潤で日当たりが良く、肥沃な土壌を好むので農地やかく乱地によく見られるが、自然林でもみられる。
一方で寒さに弱く、霜のおりる地域では生育できない。
また塩分にも弱いので海岸土壌は生育に不向きである。
花は他のノウゼンカズラ科同様、つり鐘型の合弁花で、学名の種小名もこの花の形に由来する。

やや上向き加減に咲くため、花の内部には雨や露が溜まり、そこに多くの鳥やコウモリが引き寄せられ花粉を媒介する。
受粉後に莢を形成し、縦に割れると中から種子がこぼれ落ちる。
種子は円盤状の薄膜に包まれており、目玉焼きに似る。
この膜で風を受け散布される。

熱帯アメリカでも庭園や公園などに盛んに植えられており、ムナグロマンゴーハチドリ・クロハチドリ・コガネオサファイアハチドリ・といった多くのハチドリの吸蜜源となっている。
生命力が強く、切り株からも萌芽し簡単に再生する。
材は木質が柔らかいので、中南米ではゴシキドリなどの洞巣性鳥類が営巣に利用している。また耐火性に優れており、容易に燃えない。
なお材にはニンニク臭がある。

ヒョウタン

そうです。あのヒョウタンです。
最古の栽培植物の一つで、原産地のアフリカから食用や加工材料として全世界に広まったと考えられている。
乾燥した種子は耐久性が強く、海水にさらされた場合なども高い発芽率を示す。

狭義には上下が丸く真ん中がくびれた形の品種を呼ぶが、球状から楕円形、棒状や下端の膨らんだ形など品種によってさまざまな実の形がある。
ヒョウタンは、苦み成分であり嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシンを含有し、果肉の摂取は食中毒の原因となります。

日本では、縄文時代草創期から前期にかけての遺跡である鳥浜貝塚から種子が出土している。
文献史学上では『日本書紀』(720年成立)の中で瓢(ひさご)として初めて公式文書に登場する。
その記述によると仁徳天皇11年(323年)、茨田堤を築く際、水神へ人身御供として捧げられそうになった茨田連衫子という男が、ヒョウタンを使った頓智で難を逃れたという。

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