自分の誕生石を知っている人は多いと思います。
特に男性より女性の方が詳しいでしょう。
しかし、誕生日花を知っている人は少ないのではないでしょうか。
誕生『日』花と、名前が付くぐらいなので、1日1日に誕生日花があります。
ここでは7月13日の誕生日花を少し紹介します。

※誕生日花は複数ある場合もあり紹介出来ていない誕生日花もあります。

ホテイアオイ

湖沼や流れの緩やかな川などの水面に浮かんで生育する水草。葉は水面から立ち上がる。
葉そのものは丸っぽく、艶がある。
変わった特徴は、葉柄が丸く膨らんで浮き袋の役目をしていることで、浮き袋の半ばまでが水の中にある。

日本では、この浮き袋のような丸い形の葉柄を布袋(ほてい)の膨らんだ腹に見立てて「ホテイアオイ(布袋のような形をしているアオイ)」と呼ばれるようになった。茎はごく短く、葉はロゼット状につく。
つまり、タンポポのような草が根元まで水に浸かっている形である。水中には根が伸びる。
根はひげ根状のものがバラバラと水中に広がり、それぞれの根からはたくさんの根毛が出るので、試験管洗いのブラシのようである。
これは重りとして機能して、浮袋状の葉柄など空隙に富んだ水上部とバランスを取って水面での姿勢を保っている。

ただし、全体の形は生育状態によって相当に変わる。
小さいうちは葉も短く、葉柄の浮き袋も球形っぽくなり、水面に接しているが、よく育つと浮き袋は楕円形になり、水面から10cmも立ち上がる。
さらに、多数が寄り集まったときは、葉柄は細長くなり、葉も楕円形になって立ち上がるようになる。水が浅いところで根が泥に着いた場合には、泥の中に根を深く下ろし、泥の中の肥料分をどんどん吸収してさらに背が高くなり、全体の背丈は最大で150cmにもなる。
こうなると葉柄はもはや細長く伸びて浮袋状では無くなる。
なお、この状態で水中に浮かせておくと、しばらくして葉柄は再び膨らむ。

夏に花が咲く。
花茎が葉の間から高く伸び、大きな花を数個~十数個つける。
花は青紫で、花びらは六枚、上に向いた花びらが幅広く、真ん中に黄色の斑紋があり、周りを紫の模様が囲んでいる。
花が咲き終わると花茎は曲がって先端を水中につっこむ形となり、果実は水中で成長する。

熟した果実は水中で裂開し、水中に種子をばら撒く。
種子から発芽した実生は最初から浮き草状の生活型をとるのではなく、浅い水中や水辺の泥の上で土中に根を下ろして成長し、株が大きくなると葉柄に浮袋を生じて水面に生活の場を広げていく。

また、茎から水平に枝を伸ばし、その先端に芽が生じて新しい株を作る。
これによって素早く数を増やし、大きな集団になる。集団がさらに大きくなり、水面を埋め尽くすようになると、互いにより掛かり合って背が高くなり、分厚い緑の絨毯を水面に作り上げる。

日照量の高い環境で最もよく繁茂し、室内など光量の低い環境では次第に衰弱して枯死する。

テッポウユリ

丈が 50cm-1m 程度に生長し、楕円形で長い葉をつけ、葉脈は水平方向に入る。
原産地での花期は 4-6 月で、茎の頂上に純白で細長い花を横向きにつける。
花長は 10-15cm、直径 5cm ほど、花弁が6枚あるように見えるが根元がつながっており筒状になっている。雌雄同花である。

本種は外見・生態上の特徴が後述の近縁種タカサゴユリに酷似するが、一般にタカサゴユリよりも小型であり、葉が太めで、花が白く筋などが入らない点で区別する。
ただし、本種はタカサゴユリとの園芸交雑種が多く、変異も起きやすいとされ、違いが判別しにくい場合も多い。
一般的に球根植物は乾燥に強いが、本種は、乾燥に弱い。

日本の南西諸島および九州南部が原産で、本州以東では園芸用に移入されたものが分布する。
沖縄県では自生種が群生する様子が見られる。

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