梅雨に入り、もう少しすると夏になります。気温も湿度も高くなり、ジメジメした日が続くことが多くなりますね。そんな季節になると家の中に増えてくるも、虫です。先日、蚊に刺されました。今年はニュースでもスケベ虫と呼ばれる蚊が話題になっていましたね。今回は家に入ってくる虫の種類や、対策についてまとめました。

家に入ってくる虫

① ハエトリグモ
一般的に、家の中で見かけるクモのほとんどが「ハエトリグモ」。
ハエトリグモというのは、その名の通りハエを捕食するクモです。”ハエトリ”と言いますが、ハエだけでなく他の小型の虫も主食としている虫です。
そこまで大きくはありませんが、太い足でちょこちょこと走り回るのが特徴。捕まえようとしたのに逃げちゃった!なんて経験をした方も多いのでは?ハエトリグモがいるということは、そのエサになる小型の虫も家の中に多く生息しているということ。別の虫対策もしておかないと、ハエトリグモが入ってこない環境は作りづらいんです。また、足の長い「アシダカグモ」と呼ばれるクモも家の中に生息します。足が長く大型なのが特徴。

② コバエ
台所やトイレなど、水のある場所にコバエがブンブン飛んでいることはありませんか?不快な虫の中でも、特にストレスを感じやすいのがコバエでしょう。コバエといっても、家の中で見かけるものの多くは「チョウバエ」と言われる種類のハエ。台所やお風呂、トイレなどの水回りに多く発生します。チョウバエは、ゴキブリのように水を飲むために生息しているのではなく、水回りのゴミに群がるのが目的。風呂場の排水溝やキッチンの三角コーナー下のゴミなどを好みます。隙間に挟まっているような小さなゴミでも、大量のチョウバエが発生することがあるので注意が必要です。また、チョウバエは水回りに幼虫を産むので、その場所でどんどん繁殖。真夏のときに、気づいたらキッチンがチョウバエだらけになってる!なんてお家もありました。

③ ゴキブリ
台所・トイレなどの水場を好み家の中に生息する害虫。大きく分けてクロゴキブリとチャバネゴキブリの2種類がよく見かけられます。どちらも、水を飲むだけである程度の期間を生き続けられるので、家の中を綺麗に保っていても増えてしまう可能性があります。特に水回りの掃除には気をつける必要がありそうですね。また、チャバネゴキブリは一度の産卵で30匹以上の幼虫を産むので、家の中で産卵すると一気に増えていきます。特に、壁の中や天井裏など空気のこもる場所で産卵することが多いので、なかなか見つけられません。「ゴキブリ1匹くらい!」なんて言われることもありますが、実は家の中に何百匹と生息していることも…。

駆除方法と対策

① 殺虫剤
基本的に、どの虫も殺虫剤を使って駆除できます。成虫・幼虫どちらも効果あり。ただし、卵に殺虫剤をかけても効かない場合が多いのそうです。殺虫剤で駆除できるのは「今いる虫」のみ。これから家の中に入ってくる虫、繁殖していく虫に対しては効果がありません。

② 水回りの掃除
虫が出た時にすぐ駆除できるよう、水回りを綺麗に保っておくことも重要です。虫は水回りのゴミに寄ってくることが多いので、水回りを綺麗に保っておけば虫の繁殖が防げます。そうすれば、しっかりと殺虫剤で退治できますね。排水溝のゴミ、トイレのタンク内、キッチンの三角コーナーなどは定期的に掃除しましょう。その場所のヌメリに虫が寄ってきます。

網戸が原因

①歪んでいる隙間ができている網戸
②傷が入っている網戸
③網目が大きくて虫が通れる網戸
換気のために網戸で生活している方は多いのかもしれませんが、その網戸が大きな原因となっています。虫の侵入を防ぐためには網目の細かい網戸に変更することが効果的。網目はメッシュという単位で計算します。1インチあたりに何マスの網目が入るのか、というのが基準です。その数字が大きければ大きいほど、網目が細かくなり虫が通りにくくなります。

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