栄養豊富でも、美味しくない?スーパーフード「玄米」
栄養価が高く、便秘解消から、がん予防にまで効果があると言われている「玄米」。しかし、栄養価が高いとは知っていても、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
栄養豊富でも苦手な方が多いスーパーフード「玄米」
栄養価が高く、便秘解消から、がん予防にまで効果があると言われている「玄米」。しかし、栄養価が高いとは知っていても、苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、現代人が不足しがちな栄養素を兼ね備える「玄米」は、積極的に取り入れるべきかもしれません。
スーパーフード「玄米」の豊富な栄養の秘密!
「玄米」とは、精米していない米のことで、精製された白米では取り除かれてしまう表皮(ぬか)を残した状態のものを言います。そして、米の栄養のほとんどが、ぬかと胚芽に凝縮されているそうです。
主な栄養素はとして、ビタミンB1、ビタミンE、カルシウム、ミネラルで、これらはすべて人間に必要な栄養素で、欧米型の食事が主流となった現代人は特に不足しがちな栄養素です。さらに、玄米の食物繊維は白米の5倍と言われ、食物繊維は消化されないため、体内の老廃物を排出してくれる効果もあります。
玄米は必須の栄養成分を備えたスーパーフードと言えるのです。
美味しく食べるには、炊き方が重要!
いくら栄養豊富とは言え、残念ながら「玄米」は美味しくないと思われている方も多いと思います。ですが、炊き方次第で美味しくなるコツがあるそうです。
玄米の美味しさは、モチモチとした食感と香ばしさ。白米と同じように炊いていては、その美味しさを引き出せないようです。美味しく炊くための3つのコツがあるそうですよ。
まずは、米の表面に傷をつけるように洗米することです。米をこすり合わせて表面に傷をつけるのがコツだそうです。玄米は表面のぬか層が吸水の妨げになっているので、もみ洗いで表面に傷をつけることで、水を吸い込みやすくすると良いそうです。
次に、吸水時間は3時間しっかり取りましょう。白米なら30分程度ですが、玄米の場合は最低でも3時間は浸しましょう。しっかりと水分を吸うことでモチモチな炊き上がりになるのです。
そして、最後に圧力釜で炊くことです。最近の炊飯器には「玄米モード」が付いているものもありますが、やはり圧力鍋(釜)で炊くとモチモチ感が格段に違うそうです。。一度にたくさん炊いてしまった場合も、熱々のうちにお茶碗1杯ずつをラップで包んで冷めたら冷凍庫へいれておけば、電子レンジで解凍したときも、しっとりモチモチで美味しくいただけます。
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