冬は水分補給が疎かになりがち!

私たちは、普通に生活しているだけでも、季節を問わず1日に2.5Lほどの水分を消費しているそうです。失われた水分は、体内で作られる水分や、食事から得る水分だけでは十分に補うことができないため、意識してこまめに水分補給することが大切です。冬は夏よりも、水分補給をおろそかにしがちですが、空気も乾燥しやすく、実は体が水分を必要としているケースがあるため、特に意識して水分補給をする必要があるんです。

また、冬に流行するノロウイルスなどの感染症にかかると、下痢や嘔吐などの症状が続くことがあります。これらの症状によっても、体から多くの水分が失われ、「脱水症状」を引き起こしてしまうケースがあるのです。冬はこうした感染症が流行するため、普段から予防を徹底することも大切です。

こまめな水分補給を心がけましょう!

汗をかきにくい冬は、つい水分補給をおろそかにしがち。喉の渇きを感じる前に、きちんと水分をとる必要があります。そのためには、1日3回の食事時に加えて、こまめな水分補給を心がけましょう。

もちろん飲み物だけでなく、食事でも水分補給をすることが大事です。ほうれん草や小松菜など、水分とミネラルが豊富な緑黄色野菜を意識して食べるようにしましょう。

乾燥対策をしっかり行っておきましょう!

空気が乾燥している冬場は喉も乾きやすくなり、私たちの体はよりたくさんの水分を必要とします。特に暖房機器によって乾燥しがちになる自宅や職場では、積極的に乾燥対策をすることがポイント。日々の生活に取り入れやすい乾燥対策としては、加湿器を置く、定期的に部屋を換気する、水を張ったバケツにタオルをかけておくなどの対策を行いましょう。

利尿作用のある飲料の過剰摂取は控えましょう!

利尿作用のあるアルコールやカフェインの過剰摂取は、体内から多くの水分を排出する原因となってしまいます。コーヒーやエナジードリンクといったカフェイン飲料の摂取もできるだけ控えて、ほかの飲み物で水分補給をするようにしましょう。

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