風邪予防に「大根おろし」が効くのはなぜ?

風邪は、疲れや冷え、ストレスなどで免疫力が下がった事が原因で起こる症状なので、免疫力を上げれば、体の中にいる風邪菌を追い出すことができます。大根には免疫力を高めるビタミンCが豊富で、鼻や喉などの粘膜の強化にもなるので、風邪予防につながります。大根のビタミンCは、実の部分よりも皮に豊富に含まれているので、皮ごと使う「大根おろし」が一番なんです。ビタミンCには、ウイルスを撃退する作用もあるので、すでに風邪をひいてしまった場合でも、回復が早くなるようです。

胃腸やのどの不調にも効果的!

大根は胃腸が弱っている時や、のどが痛い時、風邪気味の時に、食べておきたい野菜です。大根には炭水化物を消化するアミラーゼ、タンパク質を消化するプロテアーゼ、脂質を消化するリパーゼなど、さまざまな消化酵素が含まれていて、胃腸の働きを助ける作用があります。

また、大根の辛み成分であるイソチオシアネート類には、抗菌作用があるため、のどが痛い時などには、大根おろしが良いとされています。

他にもビタミンC、カリウム、食物繊維などの栄養素も含まれていて、乾燥肌が気になる季節や、飲み会続きでむくみがちという症状にも効果があります。これらの大根の栄養素をそのまま摂取するには、「大根おろし」にするのがオススメです。

大根は部位によって辛さが違う?

大根は部位によって味が違います。特に「大根おろし」は、生のままなので大根の味の違いがよくわかります。辛い大根おろしがお好みなら、大根の先端部分を使いましょう。この部分は水分が少なく、繊維質で、辛みが強いのが特徴です。

一方、辛くない大根おろしがお好みなら、葉に近い部分。葉に近い部分は辛さ控えめなので、お子様でも食べやすいです。

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