「ポリエステルわた」 ふわふわ柔らかな綿素材

●特徴
わた状の人工繊維。クッション性があり、枕やクッションの定番素材です。ふんわりとした感覚で、柔らかめの枕が好みの方におすすめです。
また、同じポリエステルわたの中にも、「コンフォロフトわた」「粒わた」といった素材もあります。

※コンフォロフトわた
ポリエステルわたの中でも、最も上質な特殊加工された素材。従来のポリエステル素材より、通気性・クッション性に優れており、綿ぼこりも出にくいです。

※粒わた
ポリエステルわたを粒状に加工した素材。従来のポリエステル素材より反発性が少なく、ふんわり柔らかいのが特徴です。

●メリット・良いところ
ふわふわと柔らかく、ボリューム感もあります。
またクッション性に優れ、軽量・安価な素材として重宝されています。

●デメリット・悪いところ
使用しているうちに、弾力性が失われ、ボリューム感がなくなってきます。
またホコリなども溜まりやすい素材です。

●洗濯・メンテナンス方法
水洗いできるものとできないものがあります。
水洗いできるものは、1ヶ月に1回程度お洗濯しましょう。干す際は、軽く枕を叩いてホコリを落とすか、または掃除機でホコリを吸い取ります。天日干し。(直射日光OK)

●寿命・買い替えの目安
寿命1年~3年程度。買い替えの目安はヘタってきた時です。 使用していくにつれ、弾力性・ボリューム感がなくなってしまいます。ボリューム感がなくなることにより、枕の高さが低くなってきてしまいます。 また、ホコリを溜め込みやすいため、水洗いできないタイプのポリエステルわたであれば、寿命より早めの交換が理想です。

「羽根・フェザー」 鳥などの羽根を使った素材

●特徴
羽根素材は、水鳥の羽根を採取して、洗浄・消臭を施した天然素材です。独特のふんわり感、高級感があります。ふんわり柔らかい寝心地です。

●メリット・良いところ
通気性も良く、吸湿・保温・発散性に優れているので、冬は温かく、夏は涼しいという天然素材ならではの利点があります。
ふんわり柔らかな独特な寝心地で人気です。

●デメリット・悪いところ
安価なものは、羽根素材独特の臭いがあるものもあります。また、羽根に骨があるため、枕の中から素材がでてきてしまったりすることがあります。お子様のご使用はオススメしません。

●洗濯・メンテナンス方法
水洗い不可。 普段は風通しのよいところで陰干しをしてください。
干す際は、軽く枕を叩いてホコリを落とすか、または掃除機でホコリを吸い取ります。

●寿命・買い替えの目安
寿命は1年~3年程度。買い替えの目安は、羽根が出てきてしまった時です。使用してしていくにつれ、弾力性・ボリューム感がなくなってしまいます。ボリューム感がなくなることにより、枕の高さが低くなってきてしまいます。また、羽根には骨があるため、羽根が枕の袋から突き抜けてしまうことがあるので注意が必要です。

「発砲ビーズ」 1mm程度の小さなビーズ素材

●特徴
超極小の発砲ビーズ素材。発泡スチロールを小さく粒にしたような素材です。独特の触り心地で、クッションや癒し系グッズでも幅広く使われています。

●メリット・良いところ
なんといっても独特の触り心地。ビーズが不思議な感触を生み出します。また、超極小なため流動性があり、柔軟に変形します。

●デメリット・悪いところ
一部改良されたものもありますが、熱がこもりやすい素材です。流動性があることにより、安定感がないと感じる方もいます。

●洗濯・メンテナンス方法
水洗いはできません。ただし、一部商品では水洗いが可能です。普段は風通しのよいところで陰干しをしてください。

●寿命・買い替えの目安
寿命は1年~5年程度。買い替えの目安は、ビーズを覆っている生地が伸びて形を形成できなくなった時、また、ビーズがつぶれた時などです。ビーズ自体の寿命より、それを保護するカバーや生地の寿命が早く来てしまう場合が多くあります。柔軟性・流動性に優れた素材であるため、生地への負担が増えるからです。ビーズ自体は、寿命が来たからといって、使い心地が悪くなるということはありません。

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