1999年と言えば、7月に世界が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」が話題になりましたね。結果はご存知の通り、世界は健在。7月にはなにも起こらず、、、ついにこの年に生まれた子供たちが成人式を迎えることになります。空から恐怖の大魔王が降りてくるみたいに言われ、現実には隕石だの核兵器だのいろいろ言われていましたが、結局なんだったんでしょうね。それとも未然に事を防いでくれたヒーローでも現れていたのでしょうか。

加えて、2000年を迎えるにあたって「2000年問題」なんてのもありましたね。当時のコンピューターは、年数を下2桁のみで処理していることが多く、1999年から2000年に切り替わるタイミングで、99→00と変遷することになることで、コンピューターが誤作動を起こし、世界的な大混乱が起こるのではないかと言われていましたが、結局なにも起こりませんでした。ただ、これは一般人レベルの話で、当時のSEの方々が凄まじい大改修やトラブル対応に追われていたとか。。。なにはともあれ、何事もなくて良かったです。

今シーズン、14年ぶりに古巣の西武ライオンズ（現・埼玉西武ライオンズ）に復帰する松坂大輔投手がプロ初先発で初勝利をあげたのが1999年4月7日です。日本ハム戦でプロ初登板を果たし、8回2失点の好投で初勝利をあげました。プロデビュー戦を白星スタートで飾った松坂投手は、ルーキーイヤーを25試合16勝5敗と好成績をおさめ、パ・リーグの新人王のみならず、最多勝、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得しています。

ちなみにこの年のセ・リーグの新人王は読売ジャイアンツの上原浩治投手でしたが、この1999年の新語・流行語大賞で、上原投手の「雑草魂」と松坂投手の「リベンジ」がともに年間大賞に選ばれています。

プロ野球では、昨シーズン3年連続日本一を決め、いまでは常勝軍団のイメージのあるソフトバンクホークスですが、前身球団である福岡ダイエーホークスが、1973年以来となる26年ぶりパ・リーグ優勝を決めたのが、1999年9月25日。この優勝で、当時の王貞治監督がセ・パ両リーグで優勝監督となりました。

また日本シリーズでは、1988年以来11年ぶりとなるセ・リーグの優勝決めた中日ドラゴンズを降し、さらに前身となる南海時代以来35年ぶり3度目の日本一を決めました。

現在、「スター・ウォーズ／スカイウォーカーの夜明け」が絶賛公開中ですが、1999年に7月10日に一番初めの物語となる「スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス」が日本で公開されました。若き日のダース・ベイダーが主人公の3部作の第一作目ですね。

前作となる「スター・ウォーズ エピソード6／ジェダイの帰還」から16年ぶりに製作されたことで世界的に話題となり、大ヒットしていましたが、今でも新作が出ているなんて、今後の展開にも期待してしまいますね。

現在、「ポケットモンスター ソード・シールド」が大ヒット中のゲーム業界ですが、1999年はポケモンの2作目となる「ポケットモンスター 金・銀」が11月21日に発売され、大ヒットしていました。この当時はゲームボーイでしたね。この頃と比べると、今のゲーム機は本当に進化しましたね。まぁ、これはゲーム機だけに言えることではありませんが。

当時はポケモンは子供のやるものと認識していた筆者ですが、いまではスマホで「ポケモンGO」にハマったりしますから、また20年後はどうなるのか楽しみですね。