日本とはちょっと違う!?世界各国のクリスマスの過ごし方を覗いてみよう!パート③
海外ではどんなクリスマスを過ごしているのでしょうか。 知っていそうで知らなかった日本とは違う習慣や、 各国でクリスマスに食べるお菓子や料理についてご紹介します。
タイ(バンコク)
クリスマスシーズン、街はきらきらと巨大ツリーやイルミネーションであふれ、クリスマスは若者を中心に恋人や友達と楽しむ。写真撮影をしたり、サンタクロースのような格好をして遊びに繰り出すのがイベント大好きなタイの人たちのスタイルだ。撮影スポットとして人気が高いセントラル・ワールドの巨大クリスマスツリーは今年も必見!香港ディズニーランドとのコラボレーションとあって、例年以上に賑わいそう。 そして、年が明けてもクリスマスの飾りがしばらくそのまま飾ってあるのが、タイの特徴。クリスマスも新年を祝うイベントの一つと考えているタイ人も多く、クリスマスが終わったからといってすぐに片付けたりはしないんだとか。
中国(香港)
エネルギッシュな街・香港のクリスマスは、中国と欧米二つの文化が感じられる一大イベント。教会では厳かにミサが開かれ、一方、街は大勢の人でにぎわう。中国のお祝いごとのように、クリスマスのイルミネーションは原色を多く使う傾向があり、派手さが特徴。また、欧米人の在住者も多いことから、香港にはしっかりクリスマス休暇があり、旅行に行く人も多いんだそう。 この時期、普段も美しい香港の夜景がより一層華やかさを増し、訪れる人を楽しませてくれる。ビクトリアピークやスカイ100などの夜景の名所はもちろん、『ハーバーシティ』や『1881ヘリテージ』といった商業施設や有名ホテル、デパートのイルミネーションは見逃せない。
シンガポール
12月25日は祝日となるシンガポール。そのため多くの人が25日は「クリスマス・ランチ」を楽しむ。あちこちのレストランで、クリスマス・ランチ用の特別メニューが用意され、人気のレストランは予約でいっぱいとなる。 クリスマスムード一色の街のなかで、特に人気が高いのがオーチャード・ロードのイルミネーション。通りはきらきら輝き、各ショッピングセンターには巨大クリスマスツリーが飾られる。また、忘れてはいけないのが、人気ホテル「マリーナベイサンズ」。植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」、カジノにショッピングモールと様々な施設が併設されているマリーナベイサンズでは、美しいクリスマスツリーとともに、豪華な飾り付けがロマンチックなムードを高めてくれる。
オーストラリア
南半球のオーストラリアでは、真夏にクリスマスを迎える。赤く暖かな装い、ソリにトナカイという一般的なイメージとは違い、オーストラリアのサンタクロースは、半袖・半ズボン姿でサーフボードに乗ってやってくるというのがポピュラー。真冬である7月にクリスマスを楽しむ人々もいるものの、クリスマスといえばやはり夏。クリスマスの料理は、七面鳥やローストビーフを食べる家庭もあれば、家の庭や海辺でBBQというのもオージースタイル。家族や親族で集まり、1日中食べて、飲んで過ごすのが一般的。クリスマスデザートは、イギリスの植民地だった頃の文化の名残りか、クリスマスプディングを食べるのが定番。
南アフリカ
国民の多くがキリスト教徒である南アフリカの人にとって、クリスマスは1年の中で最も大切なイベントである。ショッピングモールでは9月頃から早くもクリスマス商品が並ぶなど、みながクリスマスを待ちわびる。日本の年末年始のように、南アフリカではクリスマス休暇を利用して帰省したり、家族旅行する人が多いのだそう。欧米同様、クリスマスは家族や親族と共にお祝いをするのだが、真夏のクリスマスとなる南アフリカでは、家族だんらんの様子が欧米とは少し異なる。照りつける太陽のもと、ビーチでブラーイ(バーベキュー)やダンス、花火を楽しむのが南アフリカの一般的なクリスマスの過ごし方だ。
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