魚のすり身を棒に巻き付けて焼き上げたちくわ。どんな効果があるのでしょうか。
魚のすり身を棒に巻き付けて焼き上げたちくわは、古く日本人に愛されていきました。「豊橋の竹輪」、「出雲の野焼き」など名産品も数多くあります。
タンパク質がたっぷり
ちくわで最も注目すべき栄養はタンパク質です。
タンパク質は、筋肉や臓器、皮膚、爪、髪などカラダの主成分となる効能があります。また、免疫力の根源である免疫グロブリンや酵素の原料となる働きがあります。筋トレやダイエットなどボディメイクをしている方には必須の栄養素となります。
タンパク質を多く含む食品として肉、魚、チーズ、大豆などが挙げられますが、肉やチーズはタンパク質が多く摂れますが、脂質も多く摂れてしまいます。
その点、ちくわは脂質がかなり少ないですので、良質なタンパク質を効率よく摂ることができます。また、魚と違ってパッケージ化されており、そのまま食べるだけですので、簡単できますね。手軽さも一つのポイントだと思います。
貧血予防
ちくわには鉄分も豊富に含まれています。
鉄分はミネラルに分類される栄養素で、鉄欠乏性貧血を予防する効能、エネルギー産生に必要なATPの生成に関与するなどの働き、肺で酸素を取り込んで全身の細胞に酸素を供給する効果などがあります。
鉄分は体内で吸収されにくい栄養素です。食事から摂取された体内吸収率は15%ほどと考えられています。月経のある女性は特に鉄分が不足しやすいので、ちくわなどから手軽に摂取したいですね。
鉄分はちくわのほか、レバー、しじみ、ひじき、湯葉、納豆などに多く含まれています。
細胞間の浸透圧の調整
ちくわにはナトリウムが豊富に含まれています。
ナトリウムは、カリウムとともに細胞間の浸透圧の調整を行う効能があります。細胞の外側にナトリウムが内側にカリウムが存在し、互いに引き付けあうことで浸透圧を調節しています。
ちなみに、ナトリウムは食塩の状態で摂取されます。ナトリウムを摂りすぎると浸透圧が高くなり、高血圧や動脈硬化を引き起こす可能性が高くなります。ナトリウム(塩分)の摂りすぎには注意してください。
ちなみに、通常の食事をしている分には問題ありませんが、大量に汗をかくなど、ナトリウムが不足するとカラダがだるくなったり、食欲が低下することがあります。
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