貧血予防

貧血にはいくつかのタイプがありますが、日本人に最も多いとされるのがヘモグロビンの主成分であり酸素を体内に運搬してくれる“鉄分”が不足することにより起こる鉄欠乏性貧血。ブロッコリーは100gあたり1mgと野菜の中では比較的鉄分が多く、鉄分の吸収をサポートしてくれるビタミンC・造血に関与する葉酸やビタミンB12なども多く含んでいます。このため総合的に赤血球の生成をサポートしてくれる食材として、貧血予防にも良いと考えられています。

免疫力向上

ブロッコリーの栄養で着目すべきはビタミンCです。
野菜平均の33mgに比べてブロッコリーには120mgのビタミンCが含まれており、野菜平均の約3.5倍もの含有量を誇ります。
ビタミンCというと、果物を連想しがちですが、実はブロッコリーなどの野菜にも多く含まれています。ブロッコリーに含まれるビタミンCは、実はレモンよりも多いんです。
ビタミンCにはストレスに対抗する副腎皮質ホルモンを分泌する効能、肌にハリや潤いを与える効果、免疫力を高めるなどの効能があります。

ストレス対策

ストレスが多いほどビタミンCの消費は多くなり、不足するとストレス抵抗力が低下すると考えられています。ブロッコリーはビタミンCが豊富な野菜ですし、ビタミンCと同じく副腎皮質ホルモンの生成に関わるパントテン酸も多く含んでいます。このためブロッコリーはストレス対策やストレス抵抗力を高めたい時にも適した野菜と言われています。不安や緊張など精神的なストレスは勿論ですが、喫煙や不規則な生活をはじめ寒暖・空腹・騒音・眩しさ・空気汚染なども体にとってはストレスになります。

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