13棟の重要文化財をはじめ、多数の史跡や伝承地が点在し、梅林や西の丸庭園が四季折々の表情を見せる都市公園。天守閣前の推定樹齢約300年の大イチョウ、公園東側の外周園路に約1km続くイチョウ並木、園内各所のケヤキ、モミジなどが11月上旬頃から鮮やかに色づき始める。国内外から観光客が訪れる他、ランニングやウォーキングなどのスポーツや音楽を楽しめるので、住民の憩いの場にもなっている。

●見どころ
大阪城の白と、赤黄色に色づく紅葉のコントラストが美しい

紅葉の見ごろに合わせて、大仙公園で夜間特別開園を実施。築山林泉回遊式の庭がライトアップされ、幻想的な景観が楽しめる。期間中はもみじ茶会や錦秋の煎茶会、演奏会といったイベントも行われ、多くの人でにぎわう。

山間には役行者の創建と伝えられる牛滝山大威徳寺の他、国の重要文化財に指定されている多宝塔があり、その周りではモミジやイチョウが色づく。また、大小様々な滝があり、モミジの名所としても知られる。例年の見頃は11月中旬～11月下旬。毎年11月に行われる牛滝山もみじまつりでは、例年、野菜の天ぷら、地酒、だんじりグッズ等の販売、豪華景品の当たる抽選会などが行われる。大阪市内から車で1時間前後とアクセスの良さも魅力だ。

●見どころ
渓谷や渓流沿いから見る一ノ滝や二ノ滝などの景観もおすすめ。

1970年に開催された日本万国博覧会の跡地を整備した公園。大阪日本民芸館などの文化施設、アメフト競技場などのスポーツ施設、バーベキューコーナーなどのレジャー施設が設置されており、太陽の塔を中心に様々な樹木や草花が植えられている。秋は、日本庭園と自然文化園を合わせて約20種、計1万本の樹木が紅葉する。例年モミジやカエデが色づき始める11月上旬から、紅葉まつりが開催される。期間中は、コンサートや茶室での呈茶など、様々なイベントが行われる。

●見どころ
一面の紅葉をバックに太陽の塔がそびえたつさまは絶好のフォトスポットだ。