金沢市の郷土料理「治部煮」。江戸時代から伝わったその治部煮を紹介します。
小麦粉をまぶした野鳥や鶏の肉を季節の野菜や特産のすだれ麩と煮合わせ、小麦粉でとろみをつけるのが特徴。
治部煮とは
江戸時代、加賀藩の土地にはカモが多く飛んできたので、「治部煮」はカモの肉で作ることの多い料理でした。「治部煮」という名前は岡部治部衛門という人が朝鮮から伝えた料理だからという説、煮ているときに「じぶじぶ」という音がするからという説などがあります。江戸時代にキリスト教の宣教師が伝えたポルトガル料理が、日本風になった料理ともいわれています。
起源とは
治部の起源や名の由来にはそれぞれ諸説がある。起源としては、山村で野鳥を用いて作られていた鉄鍋料理が武士のもてなし料理となったという説や、加賀藩祖前田利家と親交のあったキリシタン大名高山右近が藩に滞在していた折に訪ねた宣教師が考案したという説もある。名前の由来としては、文禄の役で豊臣秀吉の兵糧奉公であった岡部治部右衛門がこの料理を考案したことから「治部」となった説、鍋でじぶじぶと煮ることから擬音語が料理名になった説などがある。
作り方
材料(4人分)
* A
* 鴨肉または鶏肉 200g
* すだれ麩 1枚
* 生椎茸(小) 10枚
* せり 少々
* おろしわさび 適量
* 小麦粉 適量
* B
* だし汁 2カップ
* しょうゆ 大さじ4
* 砂糖 大さじ1
* 酒、みりん 各大さじ2
1、鴨肉または鶏肉は大きめのそぎ切りにし、小麦粉をたっぷりまぶしておきます。
2、すだれ麩は細切りにして結び、さっと湯通しをし、椎茸は飾り包丁を入れ、せりはゆでてすだれで巻きしめ、3cm程の長さに切ります。
3、鍋にBのだし汁、調味料を入れて煮立て、すだれ麩、椎茸を煮て火が通ったら、とり出します。次に1を入れて煮、椀に盛ります。
4、3にせりを添え、煮汁に水どきした小麦粉を入れて、とろみをつけてかけ、わさびを添えてできあがりです。
煮すぎないよう気を付けて、熱いうちにお召し上がり下さい。
関連するまとめ
こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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