泳ぎに抵抗があるあなた。まずは楽しく泳ぐためにもこれをマスターしておけば苦手意識も克服出来るかも
泳ぎって何から覚えるのか分からないあなたはまず4泳法から覚えていきましょう。少しずつですが楽しく泳ぐためのポイントをご紹介します。
4泳法とは
●クロール
クロールとは、もともと「這うように進む」という意味の言葉で、うつ伏せで両腕のかきと両脚の蹴る動作を、それぞれ左右交互に繰り返す泳ぎ方です。
また、キックはバタ足とも呼ばれています。
競泳種目のフリースタイル(自由形)では、ほとんどの選手がクロールを泳ぎます。
●平泳ぎ
両手を水につけたまま、胸から前方に伸ばすように左右同時にかく動作と、両脚で後方に蹴る動作を繰り返す泳ぎ方で、略して「ブレスト」とも呼ばれます。
4泳法の中で最も古い泳法で、顔を水面につけずに泳ぐことができる唯一の泳ぎ方です。
●バタフライ
バタフライは、蝶のように両腕で同時に水をかくことから、このように名づけられました。通称「バッタ」や「フライ」とも呼ばれます。
一回水をかくごとに、第一キックと第二キックの2種類のキックを行うのが特徴です。
●背泳ぎ
仰向けの状態で、クロールのように両腕のかきと両脚の蹴りをそれぞれ交互に繰り返す泳ぎ方で、略して「バック」とも呼ばれます。
競泳では、4泳法のほかの泳ぎ方とは違って、水に入った状態からスタートします。
その他の泳法の種類
●日本泳法
日本泳法とは、古くから日本に伝わる泳ぎ方のことで、大きく分けて、うつ伏せで泳ぐ「平体泳法」、いわゆる立ち泳ぎと呼ばれる「立体泳法」、横向きの姿勢で泳ぐ「横体泳法」の3種類があります。
全国各地に伝わる泳法は、ほとんどが戦国時代や江戸時代に誕生したもので、毎年8月に行われる日本泳法大会には、由緒正しい伝統を持つ流派のみが参加を許されています。
日本水泳連盟が認定している日本泳法には、「向井流」や「岩倉流」のような創始者の名前や、「能島流」のような発祥の地名などから名付けられた13の流派があります。
水泳を楽しむためには
水泳を楽しむためには、ライバルを作らないことです。
競争心が出てしまうとどうしても焦りの気持ちがでますので、同じ水泳をする仲間として、楽しく泳ぐようにしましょう。
自分の体調も十分に考慮しなければいけません。
血圧がいつもより低かったり高かったりするようであれば、水に入るのはやめましょう。
食事もバランスを考えて規則正しくとり、空腹や満腹のときは泳がないようにします。
初心者の頃は体調に気を使っていても、慣れてくるとそうしても体調管理が疎かになりがちです。
自分でも知らぬ間に無理をしてしまいがちなので、しっかりと体調を整えて水泳に臨みましょう!
関連するまとめ
筋トレ、走ること、食べることが好きです。
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