東南アジアの植物サラシアとは?
サラシアは、インドやスリランカなど雨の多い亜熱帯の森林に自生するニシキギ科サラシア属のつる性低木です。
はじめに
みなさんはサラシアという言葉を聞いたことはあるでしょうか?サラシアはインド・スリランカから東南アジアにかけて広く分布する植物で、古くからアーユルヴェーダー(民間療法)にて糖尿や肥満の治療に用いられてきたそうです。
今回はそんなサラシアについて少し詳しく紹介したいと思います。
サラシア
サラシアは、インドやスリランカなど雨の多い亜熱帯の森林に自生するニシキギ科サラシア属のつる性低木です。これまでに約120種類以上のサラシアが見つかっており、淡いグレーまたはオレンジ色の実をつけます。
薬として利用されるもののほかに、建材として利用されるものや果実を食用にするものがあり、中でも天然薬効成分のあるものとして注目されているのは、サラシアレチキュラータ、サラシアオブロンガ、サラシアキネンシスなどがあります。
いずれも古くから糖尿病をはじめとして、自生地の周辺で様々な病気の治療に利用され「奇跡の植物」として現地の人々に珍重されてきました。
主に実を食べたり根や幹の抽出エキスが飲用されています。
サラシア属を総称して「サラシア」と呼んでいますが、現在国内では「サラシア」という名称以外にも「サラシノール」、「コタラヒムブツ」などの名称で呼ばれることがあります。
効果
●糖尿病を予防する効果
サラシアは、糖分を分解する酵素の働きを阻害して、食品中の余分な糖分が吸収されないようにします。
食べ物に含まれる糖質は、小腸で酵素によってブドウ糖に分解されます。ブドウ糖が腸管から吸収されて血液中に入ると、それを感知した膵臓からブドウ糖の細胞への取り込みを促したり、余分なブドウ糖を体脂肪として蓄積するように働くインスリンが放出されます。
食べ過ぎや糖質の摂り過ぎはインスリンの処理能力に大きな負担をかけて過度の肥満や血糖値のコントロールを失わせることから、糖尿病を引き起こす原因になります。
しかしサラシアには、糖質をブドウ糖に分解する酵素の働きを妨げるので、糖尿病を防ぐことが大いに期待されます。
しかも様々な研究から糖尿病患者の血糖値改善効果、体重減少効果は確認されています。
●脂肪燃焼を促す効果
サラシアは腸で脂肪代謝酵素を阻害し脂肪の吸収を抑える働きがあります。また体内の脂肪細胞に溜まっている脂肪の分解を促す働きも報告されています。
これはサラシアの持つポリフェノール類やテルペノイド類の働きによるものといわれています。
また脂肪の吸収を抑える働きや蓄積された脂肪の分解を促す働きもあることから脂肪燃焼の効果が期待されます。
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