苦味成分のナリンギンとは?
ナリンギンはかんきつ類の代表であるグレープフルーツやはっさくなどのミカン科の果実に含まれるポリフェノールの一種で水溶性のフラボノイドです。
はじめに
みなさんはグレープフルーツを食べた時に酸っぱいと同時に苦味を感じた事はありませんか?
これが、苦味成分のナリンギンです。ナリンギンとはなかなか聞いたこともないかと思いますが、ナリンギンにも興味深い効果もあります。
今回はそんな苦味成分のナリンギンについて紹介したいと思います。
ナリンギン
ナリンギンはかんきつ類の代表であるグレープフルーツやはっさくなどのミカン科の果実に含まれるポリフェノールの一種で水溶性のフラボノイドです。
グレープフルーツの苦み成分で、果肉よりも果皮に多く含まれます。
ナリンギンの結晶は、鋭い針状になっています。グレープフルーツを食べると舌や唇がヒリヒリするのは、このためといわれています。
ナリンギンは薬の作用を阻害する恐れがあるため、ナリンギンの豊富なグレープフルーツと薬を同時に服用することは避けたほうが良いとされます。
また高血圧の治療薬と一緒に摂ると、薬の効能を強くして血圧が下がり過ぎるほか、心拍数が早くなりすぎるといった副作用を引き起こす可能性があります。そのため、高血圧の治療薬を服用している場合、医師への相談が必要になるほか、そのほかの薬も飲み合わせが懸念されるため、事前に医師に相談することが望ましいです。
効果
●ダイエット効果
ナリンギンは食欲抑制作用や抗酸化作用があり、また満腹感を得やすくすることから、グレープフルーツダイエットなどダイエット効果が期待されます。独特の苦みが食欲を抑制することでダイエットにつながるのです。
しかし、薬との飲み合わせなども懸念されるため、薬を服用している人は医師に相談する必要があります。
●血流を改善する効果
グレープフルーツの苦み成分はナリンギンであり、独特の苦みと酸味には血栓を防止し、血中脂肪酸を分解する作用があります。また血管の抵抗力を高め、血管を構成している細胞と細胞の結合組織を丈夫にする働きがあります。そのため、血流を改善する効果があります。
●アレルギーを抑制する効果
ナリンギンは抗アレルギー作用を持ち、花粉症の症状を緩和するとともに免疫力を高めます。
また毛細血管を強くし出血性の疾患を防ぐほか、ウイルスへの抵抗を高め、アレルギーの抑制をします。
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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