美肌効果

マンゴーには豊富なβ-カロテンが含まれています。その含有量は果物の平均値の約3.5倍にもなります。
β-カロテンは体内で必要な分だけがビタミンAになる栄養成分で(ビタミンAの前駆体とも呼ばれます)、このビタミンAが皮膚や粘膜を保護してくれます。女性には嬉しい効能ですね。
また、β-カロテンは、ビタミンC、ビタミンEとともに強力な抗酸化作用も持っており、エイジングケアなどの効果、生活習慣病を予防する働きもあると考えられています。

夏バテ、むくみ予防に

マンゴーは全体の約80%が水分であり、かつ100gあたり170mgのカリウムを含んでいます。夏バテは気温差による自律神経失調のほか様々な原因がありますが、大量の汗をかくことでカリウムが失われ低カリウム血症状態になることや、汗として放出された水分がそのまま不足してしまうも大きな要因です。マンゴーは水分補給・カリウム補給に適した果物ですし、エネルギー転換の早いブドウ糖などの糖も含まれているため夏バテ予防として適しています。
またカリウムはむくみ解消成分として意識的に摂取されているミネラルでもあります。カリウムは体内でナトリウムとのバランスを保ち、余剰ナトリウムや溜め込まれた水分の排泄を促す働きがあります。そのためマンゴーはむくみ解消に役立つ果物とされ、特にカリウム不足で起こりやすい夏のむくみ・濃い味付けを食べた後のむくみ解消に効果が期待できます。

ダイエットサポートに

マンゴーはねっとりとした甘さを持つためカロリーが多い・糖質が高いと思われがちですが、糖質量は全体の約17%くらい(100gあたり16.9g)でカロリーは100gあたり64kcal。同グラムで比較した場合はどちらもバナナの8割程度ですから、果物類の中で特別多いというわけではありません。GI値にはバラつきがありますがおよそ50~55の間くらいであると考えられます。お菓子などを食べるよりはビタミン・ミネラルなどの摂取にもなりますし、強い甘さを感じられる果物でもありますからダイエット中に甘いものを食べたいと感じた時などに利用できます。

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