エノキタケたけとは

エノキタケとはハラタケ目キシメジ科エノキタケ属のキノコで、自然界にもともとあるエノキタケはみなさんが知っている白く細長いきのことは全く別の姿形で、味も違います。天然のエノキタケはエノキの切り株や枯木のほか、コナラやクヌギ、それにヤナギやミズナラなど様々な広葉樹に寄生するキノコで、キノコらしい広い傘とオレンジがかった黄色から茶色い色をしています。キノコも日光にあたるとメラニン色素が作られ茶色く色が付くんです。
別名「ユキノシタ」と呼ばれるのは、この天然のエノキタケが生える時期が冬で、雪に埋もれていても生えるからです。エノキタケは他の菌類に弱く、気温が上がり他の菌の活動が活発になると生えなくなります。

鉄分豊富

エノキタケには、100gあたり1.1mgという豊富な鉄分が含まれています。これは、鉄分が多いと言われているシュンギクやクレソンと同程度です。

さらに鉄分だけでなく、葉酸や亜鉛など、血液を作り出すのに欠かせない成分も含まれています。

そのため、エノキタケは高い貧血予防効果が期待できる食材と言えます。

便秘解消

エノキタケには、不溶性の食物繊維が含まれています。不溶性の食物繊維は、胃や腸に届くと水分を吸収して何倍にも膨らみます。

膨らんだ食物繊維は、腸を直接刺激したり便の量を多くしたりして、腸の働きを活発にさせる効果があります。また、先ほど登場したキノコキトサンには整腸作用があり、こちらも腸の働きを活発にしてくれるんですね。

腸の働きが活発になれば、腸にたまった便をしっかり排出して便秘を解消できたり、腸が活発になれば代謝も上がって体にたまった脂肪が燃えやすくなります。

選び方

●選ぶポイント

なるべく色白の物で、柄の部分が太く、束を持った時に全体に締まりがありシャキッとしている物を選びます。古くなるにつれ黄色みを帯び、締まりがゆるみ全体がバラ桁感じになってきます。また、袋に汗をかいているようなものは避けてください。傷んでいるか傷む寸前です。
●保存方法

乾燥しないように袋に入れ、冷蔵庫に入れ3日~4日までに使い切りましょう。
●冷凍保存もできます

すぐに使いきれない場合は、石づきを切り落とし、使う長さに切った状態で保存袋などに入れ冷凍します。使う場合は凍ったまま調理します。
「エノキ氷」にして保存する方法もあります。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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