熱帯夜の時の室温管理は難しい

まず暑くて寝苦しい夜は、エアコンをつける方が多いかと思います。
しかしエアコンを朝までずっとつけっぱなしにするのは、やはり身体によくありません。
人が寝ついた最初の3時間ほどはノンレム睡眠という状態になり、この間は脳が休んでいる時間で、自分で体温調節することができません。
ずっとエアコンを付けっ放しで朝起きると、低体温状態なので体もだるく起き上がりにくくなります。


エアコンが体によくなければ、扇風機どうでしょうか?
風に当たっているだけで、エアコンよりは体に良さそうなイメージを持たれますが、そうとうとは限らないようです。
扇風機でも一晩中身体に風が直接当たる状態になり、必要以上に体温が奪われている可能性がありますので危険です。
朝起きたらのどはカラカラになって脱水症状になることもあり、さらには睡眠中に汗をかいてそのまま扇風機の風に当たっていると、風邪をひいてしまうかもしれません。


エアコンも扇風機もダメならいっそう何も冷房機器を使わずに寝よう!
とやりたいとこですが、これも場合によっては、暑すぎると熱中症や脱水症状を引き起こす危険性もあります。
寝苦しくなれば、十分な睡眠がとれず、翌朝疲れが残ってしまいます

熱帯夜に時の理想の睡眠方法

では、熱帯夜の就寝時はどのようにして寝れば良いか?
ここはやはり冷房機器を上手に使うと良いでしょう。

その使い方とはタイマーを使用し、3時間で切れるよう設定する事です。
それは人は眠りにつくために、体温が下がってくる必要があるため、最初の3時間だけクーラーを使うなら寝るときの最初の3時間だけタイマーを設定しておけば良いのです。
何故3時間が良いかというと、眠ってから最初の3時間で、深い睡眠の80~90%に達するとされているからです。そこから深い眠りに入るまで快適な状態でいれば、あとは冷房がなくても暑さで目覚めるということはあまりありません。
そして冷房が切れても、冷気はしばらくは残りますので、徐々に室内温度が上がっていけば、徐々に体温も慣れてきます。

また扇風機を使うなら、必ず弱い風で首ふりを設定して、エアコンと同じように最初の3時間程度で切れるタイマーを設定した方が良いでしょう

冷感快眠法

ご紹介する方法は、実際に体を冷やすものもあれば、体が冷えたかのように騙すもの、湿度をコントロールすることで体をクールダウンさせるものなど様々です。

・足元から扇風機を当てる
・冷却シャワーで体を擬似的にクールダウンさせる
・冷感除湿敷きパッドで睡眠環境をカラッとひんやりさせる
・冷却枕で頭を冷やす
・冷却シートでおでこを冷やす

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