ツナ缶とは。色々と種類があります

ツナは、英語でマグロと訳されることが多いので、ツナ缶というと、マグロの缶詰だと思う人も多いかもしれません。でもツナはマグロだけでなく、カツオなども含んだ魚の総称。ツナ缶にはマグロだけでなく、カツオを使ったものもあります。

■どんな魚を使ってるの?
具体的には、どんな魚を使ったものなのかというと…

・びんながまぐろ
・きはだまぐろ
・めばちばぐろ
・かつお

びんながまぐろを使ったツナ缶は高級品として値段も少し高め。「ホワイトミート」と呼ばれて、白っぽい身をしています。脂分が少なく、淡白で缶詰向きの肉質をしていると言われています。きはだまぐろやめばちまぐろ、かつおを使った使ったツナ缶は「ライトミート」と呼ばれ、リーズナブル。黄色や赤みががっています。

■「ライト」「L」「マイルド」って大きさ? カロリー? 味?
缶詰に書かれている「ライト」「L」「マイルド」といった言葉、実はこれ、使っている魚の種類の違いを表しています。

いなばのツナ缶では「ライトツナ」と書かれているものが多くあります。「ライト」とは、びんながまぐろ以外のツナを使った缶詰のこと。また、はごろもフーズでは、魚の種類に「L」と「マイルド」が使われています。この違いは「L」はマグロ、「マイルド」はかつおを使っているということ。いずれも、カロリーやサイズ、味と誤解しやすいので、注意しましょう。

また、ツナ缶のことをシーチキンともよく呼びますが、これははごろもフーズの登録商標です。商品名ではありますが、ツナ缶全般を示す言葉のように使われることがあります。

栄養や効果とは

まぐろやかつおに含まれる栄養成分は、ツナ缶に加工される過程で失われることはないと言われています。つまり、健康に良いことで知られるDHAやEPAがそのまま入っているのです。また、油漬けのツナに加えてある植物性オイルにも、体内では作り出せないリノール酸が含まれています。

■DHA
脳の働きを活性化させて、記憶力アップや認知症予防に効果的な栄養成分です。

■EPA
血流を改善して動脈硬化を予防する効果が期待できるほか、全身に栄養分や酸素が行き届きやすくなるので、より効率的なエネルギー消費が促され、ダイエット効果に期待ができます。

■リノール酸
必須脂肪酸のひとつで、体内で合成できないため食べ物による摂取が必要です。コレステロールや中性脂肪を減らす働きに効果が期待できます。さらに、肌の保湿や老化防止、抗炎症作用など、スキンケアに役立ちますよ。

最後に

ツナ缶のビタミンB群やミネラル、アミノ酸、タンパク質は生のマグロと変わらないので、栄養価そのものは高いです。しかし、DHAとEPAは、マグロをゆでるときに落ちてしまうため、1缶の含有量は100〜200グラムほど。認知症やがん予防効果を期待するなら、1日に4〜5缶食べる必要があります。1日の食事で肉や魚を食べつつ、ツナ缶も併せて摂るのがベストですね。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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