身体が柔らかいとは?逆に体が硬いとは?

「身体が柔らかい」というと、前屈で手のひらが床にぴったりついたり、開脚ができたりということをイメージする方は多いと思いますが、具体的に体が柔らかいというのはどのような状態のことを指すのでしょうか。ポイントは「関節の可動域」と「筋肉と腱の柔らかさ」です。関節の可動域が広くなれば、その分身体を自由に動かすことができますし、筋肉や腱の伸びる力が高ければ、身体を伸ばしたり曲げたりする柔軟性も高くなります。一般的に言う「体が硬い」というのは、これと反対のことを意味していて、関節を少しの範囲でしか動かせず、筋肉や腱の柔軟性も十分ではないということです。では、なぜ体が硬くなってしまうのでしょうか。主な原因として考えられるのが、運動不足やストレッチ不足、緊張やストレス、老化などが挙げられます。

身体が柔らかいことで得られるメリット

・太りにくくなる
身体の柔らかいと血液のめぐりが良くなります。血行が良いということは、その分代謝も良くなるということですから、太りにくくなるという訳です。

・肌荒れ予防
身体の柔らかい人は硬い人と比べて新陳代謝が活発です。体のなかに蓄積されている老廃物などを効率よく排出することができるため、肌荒れを防ぐことができます。

・疲れにくくなる
身体の硬いと常に筋肉が緊張した状態になってしまうため、リラックスすることができません。身体を柔らかくすることで筋肉をしっかりと伸ばすことができれば、緊張状態を和らげて疲れにくくなります。

・血行が良くなり、肩こりや腰痛が楽になる
身体の柔らかさは血行改善にも大きく影響します。身体の柔軟性を高めることで、血液の流れを良くすることで、肩こりや腰痛が楽になると言うメリットも。

・ケガの予防
筋肉や腱、関節を柔らかくしておくことで、体にかかる負担を減らすことができるため、ケガの予防にも効果があります。スポーツ選手が欠かさずストレッチを行うのもこの為です。

柔軟性を高める

身体の柔軟性を高めるためには、ストレッチを取り入れることが効果的だと言われています。
ポイントは、「骨盤」、「股関節」、「肩甲骨」をストレッチで柔らかくすること。この3つの部分の柔軟性を高めることで、関節の可動域はかなり広くなるはずです。

・骨盤
仰向けに寝て、足の裏をしっかりと床につけて両膝を立てます。
両膝をくっつけたまま、息を吐きながら足をゆっくりと右側に倒しましょう。この時、肩が床から離れないように気をつけます。
息を吸いながら足を最初の位置に戻し、今度は反対側も同様に行います。

・股関節
床に座って、両足裏を合わせましょう(あぐらの状態)。
合わせた両足を両手で包み込むようにしたまま、身体を前へ倒していきます。
身体に痛みを感じる直前の位置で止めて、そのまま15〜20秒ほどキープ。これを5〜10セット繰り返しましょう。

・肩甲骨
両手を身体の後ろで組みましょう。
大きく息を吸いながら肘をゆっくりと伸ばしていきます。
そのまま10秒ほどキープしたら、今度は息を吐きながら肘をゆるめましょう。

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