エースピッチャーなどの言葉のエースの由来とは?
野球において「エースピッチャー(ace pitcher)」または「エース(ace)」は、チームで最高の先発投手のことを指す言葉ですね。
はじめに
エースピッチャーやエースストライカーなど野球やサッカーでも使われる事のあるエース。アニメでもエースを狙えなどもありますね。
しかし、そんなエースの由来とは何なのでしょうか?あまり気にした事もなかったですが、知ってみると為になるかもしれませんね。
エースピッチャー
野球において「エースピッチャー(ace pitcher)」または「エース(ace)」は、チームで最高の先発投手のことを指す言葉ですね。
「エースピッチャー」の「エース」の語源については諸説あります。「エース」はトランプカードの「A(エース)」に由来する言葉ではないという情報もありますが、英語圏におけるトランプの「エース」には「第一の」「高貴な」「高品質、特上の」という意味があります。
また、「エース」の由来として、アメリカのプロ野球選手のエイサ・ブレイナード(Asa Brainard)投手が挙げられることが多いです。ブレイナードは1869年に65勝を上げたという大投手で、彼の活躍から、良い投手を「エイサのようだ」と形容されるようになりました。そして、ブレイナードのニックネーム「エイサ(Asa)」からもじって「エース(Ace)」と呼ばれるようになったという説があります。
エイサ ブレイナード
1860年に当時ブルックリンの強豪チームだったエクセルシオール・クラブに加入。加入当初はチームメイトのジム・クレイトンが投手をつとめることが多く、ブレイナードは専ら外野手や二塁手として試合に出ていたが、1862年のクレイトンの突然の死に伴い、クラブの投手をブレイナードが務めるようになりました。1866年の成績は20戦して13勝でした。1867年にワシントンのナショナル・クラブのアメリカ西部巡業に同行したのち、ブレイナードはシンシナティに移ります。
1868年にシンシナティ・レッドストッキングスに加入し、チームがプロ化した1869年には年俸1,200ドルの契約を結んでプロの選手となりました。レッドストッキングスは他にプロチームがなかったためアマチュアチームを相手に全米各地を転戦しました。チームは1869年に全69試合(非公式)を戦い、ブレイナードはここで65勝を上げました。(勝利数には諸説あり)。
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