えんどう豆はグリンピース。どんな効果があるのでしょうか。
シュウマイや豆ごはん、ピラフなど、彩りや味のアクセントとして使われることが多い「えんどう豆」。綺麗な緑色が料理によく映え、より一層美味しそうに見せてくれます。
疲労回復
えんどう豆には、ビタミン類が多く含まれているとご紹介しましたが、ビタミンの中でも特にB郡が豊富に含まれています。
人間の身体は構造上、体内の「ビタミンB1」が不足してくると、疲労感やイライラ、不眠などの症状が出ると言われています。ビタミンB1は特に乾燥したえんどう豆に多く含まれており、疲労物質を排出することで、疲労回復に効果があると言われています。
その他にも、ビタミンB1は糖質をエネルギーに換える働きがあります。脳は糖質をエネルギーとしているので、脳を働かせたい時にはビタミンB1がとても重要になってきます。そのため、勉強や仕事で考えることが多くなる際は、ビタミンB1を摂取すると脳が効率的に動いてくれるそうです。
この他にも、糖質や脂質の代謝に欠かせない「ナイアシン」、抗ストレスビタミンとも呼ばれている「パントテン酸」などのビタミンB群も多く含まれています。
むくみ予防
えんどう豆には、多くの「カリウム」が含まれています。このカリウムは、体内に多く溜まり過ぎてしまったナトリウムと結合し、尿と共に排出してくれる効果があります。
人は、体内にナトリウムが多く溜まると、その濃度を薄めようとして水分を摂取します。その際、多くの水分を摂取すると血液量が増えることで血圧が上がり、水分過多が原因でむくみも発生します。
そんな時にカリウムを摂取すると、ナトリウムの排出を促してくれるので、必要以上の水分摂取を抑制でき、高血圧やむくみの予防に繋がります。
便秘改善
えんどう豆が完熟する直前で収穫するグリーンピースには、食物繊維が豊富に含まれています。その総量は、食物繊維が多いことで有名なごぼうよりも豊富だそうです。
食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分類されますが、グリーンピースに多く含まれているのは不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は、お腹の中で水を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激することで蠕動運動(腸が動いて便を外へと動かすこと)を活発にしてくれます。この働きによって、腸内に溜まった便をスムーズに排出してくれます。
また、不溶性食物繊維が水を含むことで適度な硬さの便になり、より排出もしやすくなります。体内の毒素の約75%は便から排出されるので、毒素を多く含んだ便をいち早く排出するために食物繊維をしっかり摂り、スムーズな便通を目指すといいです。
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