ついつい飲みすぎちゃって、、、なんてことにならないように

少しだけ、、、と思っていても、ついつい飲み過ぎてしまう「お酒」ですが、アルコールに含まれるカロリーは1gあたり7kcalと高カロリーで、アルコールには食欲を高める作用もあり、食べ過ぎて肥満の原因にもなるそうです。

アルコールに強い体質かは遺伝によって決まっているそうで、日本人は4~5割程度がお酒に弱い遺伝子をもっているそうです。これから長い連休に入るとお酒を飲む機会も多いと思いますから、注意しましょう!

お酒の適量ってどのくらい?

1日のアルコール摂取量の目安として、純アルコール量で約20g程度だとしている。具体的に、ビールは中びん1本(500mL)、日本酒は1合(180mL)、焼酎0.6合(約110mL)、ウイスキーはダブル1杯(60mL)、ワイン1/4本(約180mL)、缶チューハイ1.5缶(約520mL)が目安となるそうですが、、、こんなの飲んだうちに入らないと感じる方が多いかもしれませんね。

一般的に、純アルコール量で約20~25gを限度とするのが上手なお酒の飲み方と言われていて、これは、さわやかな気分になれる「爽快期」を維持して酒を楽しみ、酒量が増えたとしても、体温が上がり、脈が速くなったりする「ほろ酔い期」でとどめておける量で、適量と言われているそうです。

また、体重約60kgの人が日本酒にして2合のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールは約3~4時間体内にとどまり、それより多い量のお酒を飲むと、アルコールが体内から消失するまで約6~7時間かかると言われています。個人差がありますが、体質的にお酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかるそうです。深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いにもなりやすいので注意が必要です。

「糖質ゼロ」も「カロリーオフ」も、カロリーがゼロではない!

「糖質ゼロ」「カロリーオフ」といった表示をしたビールや発泡酒などが最近では人気のようですが、「糖質ゼロ」と表示してあっても、カロリーはゼロではありません。

健康増進法に基づく栄養表示基準では、飲料では100mL当りで糖質0.5g未満であれば「糖質ゼロ」と表示でき、熱量(カロリー)が20kcal以下であれば「カロリーオフ」と表示できます。ですから、調子に乗って飲んでいると、結局カロリーが体内に蓄えられ、肥満になりやすくなるので注意しましょう!

「寝酒」も良くないみたい、、、

アルコールは寝つくまでの時間を短縮させるので、寝酒に使っている人は少なくないようですが、就床前に飲んだアルコールは、少量でも睡眠の後半部分を障害することが分かっているそうです。寝つきは良いが夜中に目覚めてその後なかなか眠れない「中途覚醒」が起こりやすくなるそうです。

睡眠の質を高めたいのなら、就床前にはアルコールを飲まない方が良いでしょう。アルコールが体内から消失するまでにおよそ6~7時間がかかるそうなので、就床6時間前までに飲まないようにすると、気持ちの良い睡眠を得られるそうです。

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