ボクシングのケガの1つのパンチドランカー。パンチドランカーとは?
漫画や映画で知った方が多いかも知れませんが、実際に「パンチドランカー」を発症したことにより引退せざるを得なくなった選手も少なくありません。
はじめに
パンチドランカーと言う言葉を聞くとボクシングの事を思い浮かべますよね。言葉は聞いたことはあるけど、パンチドランカーとはどう言う症状までかは馴染みがないですよね。今回はそんなパンチドランカーとはどんな症状なのか少しですが紹介したいと思います。
パンチドランカー
漫画や映画で知った方が多いかも知れませんが、実際に「パンチドランカー」を発症したことにより引退せざるを得なくなった選手も少なくありません。
「パンチドランカー」とは、認知症や神経変性疾患に似た症状が出る、脳の進行性の疾患です。
ボクサーに多く見られましたが、その後、他のコンタクトスポーツ(アメリカンフットボールやアイスホッケーなど)の競技者にも発症することが分かり、現在では「慢性外傷性脳症」と呼ばれるのが一般的となっています。
ただ、攻撃できる部位が、頭部と胴体に限定されるボクシングは、頭部へダメージが集中しやすいため、「慢性外傷性脳症」/「パンチドランカー」に陥り易いとされています。
脳しんとう
頭部にパンチを受けた時の感覚は、「痛い」というよりも、「鈍器で殴られたような」感覚で、体全体がグラグラする感じがするそうです。
それは、頭部への衝撃から生じる「脳震しんとう」が最大の要因です。脳しんとうが起きるとき、脳は頭蓋内で強く揺さぶられます。
すると、脳細胞が破壊されたり、脳神経が広い範囲で切断されたりします。
さらに繰り返し頭部に攻撃を受け、脳細胞や神経細胞のダメージが蓄積すると、心身ともに明確な障害がでるようになります。この障害が「パンチドランカー」です。
症状
症状としては、
・呂律がまわらない ・記憶の混乱 ・手足の震え ・ふらつき、めまい ・平衡感覚の低下・・・
などが挙げられます。
また、ボストン大学医学部のロバート・キャントゥ教授は、重症度について4段階のステージを示しました。
①頭痛
②うつ、攻撃性、怒り、短期間の記憶障害
③認知障害
④本格的な認知症、パーキンソン病(体の震え、歩行障害)
関連するまとめ
ソフトボールをずっとやってきたので野球大好きです。
12球団のホーム球場制覇まで、残すは日ハムのみ。
日ハムの新球場完成したら観戦しに行って、12球団のホーム球場制覇してみせます!
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