セックスミネラルと呼ばれている⁉︎

牡蠣は、亜鉛を多く含む食品で知られています。
亜鉛を多く含む食品を見ますと、牡蠣の亜鉛含有量が全食品中トップとなっていることが分かります。からすみやレバー、赤身肉よりも豊富に含んでいるそうです。
亜鉛は、ミネラルに分類され、カラダの酵素の成分となり、新陳代謝を促す効能があります。さらに、味覚を正常に保つ効能や、遺伝子情報の伝達をスムーズに行う働きがあります。
また、亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれる栄養で、生殖機能や性欲を正常に保つ効果もあります。このような働きから、亜鉛は精力剤の成分としても利用されています。
年齢による性機能の衰えを感じる方は、含有量No.1の牡蠣を摂取することをおすすめします。

肝臓のサポートに

牡蠣のタンパク質にはBCAA(イソロイシン、バリン、ロイシン)やアスパラギン酸、タウリンなど疲労回復や体力増強に役立つとされるアミノ酸が幅広く含まれています。特にタウリンは胆汁酸の分泌を促す働きや肝細胞の再生を促すなどの働きから、肝臓機能を高めることで疲労回復に役立つと考えられており、栄養ドリンクなどにも良く配合されていますね。これらの成分が複合して働くことで、牡蠣は疲労回復を早めたり筋肉・スタミナアップに役立つと考えられています。
タウリンは肝臓の働きをサポートすることで肝臓疲労の軽減・回復にも役立つとされていますが、その他にアルコールを肝臓で無毒化(分解)する代謝途中で発生する“アセトアルデヒド”の分解を高める働きもあります。牡蠣にはアルコール脱水酵素がアルコールを分解するときに必要とされる亜鉛も豊富に含まれていますので、肝臓そのもののケアは勿論のこと二日酔い対策にも役立ってくれます。タウリンは加熱料理で流出してしまうので、お酒のお供は生牡蠣を食べる・煮汁まで食べられる鍋のようなものを選ぶと良いそうです。

貧血予防に

牡蠣は鉄分、銅、ビタミンB12のミネラル類、ビタミン類などの栄養を豊富に含みます。
鉄分はヘモグロビンの構成成分となり、貧血を予防する効能が期待できます。銅はこれら鉄分の吸収を助ける働きをします。
また、ビタミンB12はヘモグロビンが合成されるのを助ける補酵素となるため、こちらも貧血の予防に適した栄養です。
鉄分、銅、ビタミンB12はいずれも貧血を予防する効能があり、それぞれの栄養の相乗効果も期待できます。月経のある女性には特に重要な栄養素です。牡蠣のように、これらの栄養素がバランスよく配合された食材はあまりありません。
鉄分はビタミンCと合わせると吸収力が高まります。生で食べる際には、レモンやゆず、すだちなどをかけて食べると良いですよ。

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