生活習慣病予防

紅茶の効果や効能には、活性酸素を抑制する働きがあります。
紅茶に含まれるポリフェノールの一種、テアフラビンやテアルビジンという成分には抗酸化作用があり、活性酸素を抑制する効能があります。
活性酸素の抑制には、がんや動脈硬化、生活習慣病などの予防やアンチエイジングの効果や効能が期待されています。病気だけでなくシミやシワなどの美肌の維持にも有効です。
テアフラビンとテアルビジンは紅茶の色素成分(茶褐色)で、茶葉の発酵によりカテキンが変化した成分です。この2つの成分は、茶葉を半発酵させたウーロン茶にも含まれています。

リラックス効果

紅茶にはリラックスやストレスを解消する効能があります。
まずは紅茶の持つ香り。茶葉本来の香りや、香りづけされたフレーバーティーの香りを嗅ぐだけでホッと幸せな気分にさせてくれます。
紅茶の香り成分はすべて解明されていはいませんが、およそ300種類もあるとされています。なかでもリナロールやゲラニオールが挙げられます。
リナロールはレモンのような、ゲラにオールはバラのような香りをもっています。
また、紅茶に含まれるテアニンにもリラックスさせる効能があります。リラックス時に発生する脳波「α波」が多く出現し、筋肉も緩んで血行が良くなることから、冷え性の改善にも効果があります。

集中力アップ

紅茶に含まれるカフェインには、脳を目覚めさせる効能や効果があります。
紅茶を飲むと眠気が覚め、集中力のアップや気分転換などの効果があると言われています。その結果、作業効率の向上につながります。
また、脳がすっきりと目覚めるため疲労回復にも効果があり、さらに、むくみの予防や改善に働く利尿作用もあります。
紅茶に含まれるカフェインは、コーヒーより少なめで効き目がマイルドです。コーヒー一杯(豆10g)のカフェイン量は100mg、紅茶一杯(茶葉5g)で30mgと約1/3の量となります。
紅茶の効果や効能はカラダにとって有益なものが多いですが、カフェインの摂りすぎはかえってカラダに良くありません。

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