血圧を下げる

日本酒には、血圧を下げる効能があります。
日本酒にはペプチドが含まれています。ペプチドはアミノ酸が2個以上つながった成分で、食品に由来した名前が付けられ、大豆ペプチドやイワシペプチドが有名。日本酒にはいくつかのペプチドが含まれていることが分かっています。
日本酒に含まれるペプチドの効能には、血圧の上昇を抑える血圧降下作用があります。1~2か月にわたり徐々に血圧を低下させていきます。
日本酒はペプチド以外にも、体内では合成できない必須アミノ酸を含みます。原料のお米に含まれるタンパク質が麹菌によってアミノ酸に分解されます。

美白や育毛にも

コウジ酸が含まれているのも日本酒の特徴で、特に美白に対する効能があることで知られています。
コウジ酸は、日本酒の原料である麹(こうじ)から発見された栄養成分。細胞内のメラニン色素の生成を抑える効能があるため、肌の黒ずみ、シミやソバカスを薄くすることが期待できる優秀な成分です。
また、コウジ酸の効能には育毛促進にも役立つと期待されています。
コウジ酸は甘酒にも含まれるので、日本酒やアルコールの苦手な方は甘酒でコウジ酸を摂るのが良いです。アルコールも含まれず妊婦さんや老若男女問わずおすすめの飲み物です。

血行促進

日本酒には、血行を促進する効能があります。
日本酒のアルコールは体内でアセトアルデヒドに分解されます。また、アデノシンという成分が含まれていて、この2つには血管を拡張する作用があり血流を促す働きがあります。
血液の流れが良くなることで全身が温かくなり、肩こりの解消や冷え性の改善といった血行不良による悩みを緩和することができます。
特に日本酒はカラダが温かい状態を長持ちさせると言われています。

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