「脂肪が筋肉になる!」は勘違い?!

脂肪は主に脂質によって構成されているのに対し、筋肉はタンパク質や炭水化物などの栄養素と適度な運動により構成されています。つまり、脂肪と筋肉では根本的に成長させるのに必要な素材が違います。筋トレなどにより筋肉量が増えると、基礎代謝も上がるので脂肪も消費されやすくなり、単純に筋肉が脂肪を消費してくれていただけで、これこそ「脂肪が筋肉になる!」と勘違いしてきた原因と言われています。

筋肉を維持しつつ脂肪を減らすには、、、

筋肉を増やしたとしても、脂肪を大量に消費した訳ではないので、筋肉を増やす前に「脂肪を減らす」ことが大事です。しかし、無理な食事制限だと脂肪だけでなく筋肉まで落ちる可能性があります。過度な食事制限により不足したエネルギーを筋肉を分解することで補おうとするためです。

筋肉を維持したいなら、脂肪はゆっくりと落とすのがポイントです。また筋肉がエネルギーとして消費される大きな原因は「空腹」によるものだと確認されています。過度な食事制限で空腹状態にするよりも、常に何かしら腸に摂取させておいた方が筋トレにもダイエットにも良い訳です。ちなみに、緑黄色野菜やナッツ類などは低カロリーかつ満腹感が持続するのでおすすめです。

太るほど食べないと筋肉はつかない!

痩せている方が筋肉がつかないと言われているのは、単純にカロリー不足と言えます。かと言って一旦太る必要はなく、今よりもカロリーを多く摂るように意識しながら筋トレをすると筋肉はつきます。痩せていて筋肉がつきずらいなと思っている方は、今よりもたくさん食べることを意識しましょう。

筋肉はカロリーオーバーにすることで増やすことができます。常に筋肉は分解と合成が行われていますが、カロリーが足りないと筋肉は分解が頻繁になってしまいます。このため、筋肉をつけるなら太るのを恐れずにたくさん食べる必要があります。たくさん食べならが筋トレをすると、筋肉がつきやすくなるんです。これが一旦太ってから筋トレをした方が良いという、間違った解釈になってしまったようです。

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