はじめに

ビール、ハイボール、ウーロン茶、、、と飲み会などでは良く聞きますね。そして女性が良く頼んでいるのを耳にするのが、カシスオレンジ。
今まで当たり前のように聞いていたカシスオレンジ。。。
そもそもカシスとはなんぞやと?はっきりとした答えは出てこず。
知っている方もいると思いますが、今回はこのカシスについて少しだけ紹介したいと思います。

カシス

カシス(cassis:フランス語)は、ベリー類のひとつで、ブルーベリーやサンタベリーによく似た小さく丸い果実を実らせます。ユキノシタ科のスグリ属の果樹であるフサスグリの1種で、和名ではクロフサスグリ(又はクロスグリ)と呼ばれています。原産はヨーロッパで、日本へは明治に導入され、夏期冷涼な気候を好むため、北海道や東北地方で栽培されています。果実は黒色でやや球形、直径は8~10ミリメートル程度です。完熟した果実は、甘ずっぱく生食することもできますが、主要な用途は加工原料であり、おもな製品はジャム、ゼリー、ジュース、シロップ、パイ及びリキュール等の原料として広く利用されています。

効果

カシスのアントシアニンには、末梢血管の血流を活発にする働きがあり、人間がものを見るときに必要なピント調節機能の維持に効果があるといわれています。
人間の目に備わっているピント調節の機能は、遠くのものや近くのものを見る際に必要となる機能で、眼球の中にある毛様体筋という筋肉が担っています。
毛様体筋とは、眼球の毛様体の中に存在し、水晶体の厚みを変える役割を担っている筋肉です。近くを見るときは毛様体筋が緊張することで水晶体を厚くし、遠くのものを見るときは毛様体筋が弛緩することで水晶体を薄くします。こうして、人間は遠くや近くに焦点を合わせることができています。しかし、パソコン作業や読書などで近くのものを長時間見続けていると、毛様体筋は緊張状態を持続するため、肩こりのように筋肉がこり固まった状態になります。
それによって上手くピント調節ができなくなり、一時的な近視状態となってしまうことがあります。
カシスのアントシアニンが持つ、末梢血管の血流を良くする作用には、長時間の凝視でこり固まった毛様体筋の血流を良くし、こりをほぐす働きがあります。

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