免疫力とは

免疫とは体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスなどを常に監視し撃退する自己防衛システムのこと。 免疫の仕組みは実に精巧にできており、いくつもの免疫細胞が協調しあって働いています。” ”人間の身体の中では毎日、がん細胞などの異物(身体に害をもたらす細胞)ができます。 では多くの人はなぜ、発病しないのでしょうか? それはさまざまな免疫細胞が連動し、ガンを死滅させるために働いているからです。もし、免疫というシステムが体から無くなったとしたら、私たちはすぐに何らかの病気にかかってしまうのです。” 免疫システムは15歳までに出来上がります。20歳を超えると、免疫力は落ちていきます。

免疫力を下げる理由

不規則な食生活や偏食
免疫細胞の大切な材料となるアミノ酸が含まれる良質のたんぱく質が不足すると、当然ながら免疫細胞も少なくなったり弱くなったりします。また各種ビタミンやミネラルが免疫細胞の働きを強化することもよく知られていますので、こうした要素が不足しがちな外食、偏食が続くと免疫力が下がります。また腸内環境も免疫力に影響します。便秘がちの人は悪玉菌の繁殖とあわせ、免疫力の低下も招きます。

ストレス
強いストレスにさらされると、特にがん細胞を最初に攻撃する能力を持つNK細胞の活性が下がることが、データによって証明されています。逆に、リラックスして好きなことをしていたり、笑ったりすることでNK細胞の活性が上がることも、科学的に証明されています。

免疫力を高めるには

ポイントはまず、腸にあります。
私たちが生きていくために必要な食事。その食べ物を消化・吸収し、排泄するのが腸です。食べ物には、有害な病原菌やウイルスが付着している危険性もあります。そうした有害なものが体の中に侵入することを防ぐため、腸には免疫力が備わっている必要があります。免疫力の60~70%は腸にあるといわれているほどです。
つまり腸内環境を良好に保つことで、免疫力の低下を防ぐことができるのです。腸内細菌のバランスを整えるヨーグルト、漬物、味噌といった発酵食品や、食物繊維、オリゴ糖は、免疫を担当する細胞のバランスを改善すると考えられています。また、食物繊維をエサとして増える酪酸菌も、酪酸を生成して腸の粘膜を修復し、免疫機能を高めてくれます。

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takuji

こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。

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