最近話題の「座禅」。瞑想との違いは?
最近、有名人が実践していたりとなにかと「座禅」が話題になっていますが、「瞑想」とどう違うのでしょうか?
「瞑想」とは、、、
「瞑想」とは身体は眠っているが、意識は覚醒している状態のことです。目を閉じて、呼吸だけに意識を集中させて何も考えないようにすることで脳から「考える」という行動を停止させます。脳は無意識であろうと常に何かを考えていまので、何も考えなくすることで、脳を完全に休息させることができます。
思考を完全に無にする「瞑想」によって、ストレス解消、安眠効果、不安・恐怖・緊張感がなくなる、自分のやりたいこと、やりたくないことが浮かび上がってくる、集中力向上、疲労回復や免疫力アップなどの多くのメリットがあります。
瞑想と違う!「座禅」とは、、、
「座禅」は宗派や思想、宗教に関係なく、心を落ち着かせて精神を鍛えるものです。瞑想とは関連しているもので、瞑想の方が広い意味を指すことから「座禅」は瞑想の一種ともいえます。座禅は座って行う瞑想とイメージしてもいいみたいです。瞑想は寝転んで行ったり、座って行ったり、歩きながら行ったりする方法もありますが、座禅は座って行うものです。
瞑想では自分の意識に向き合って、自分を客観的に観察するイメージですが、「座禅」は自我を捨てて無になり、自我以外の存在、感覚を全神経で受け入れるイメージです。自我や自分の存在、邪念、煩悩をすべて捨て去り、ただ自分という物体がそこに座っているだけという感覚です。無心になるのが「座禅」です。
「座禅」を組むメリット
座禅を組むことの効果やメリットはいろいろありますが、まず身体にもとても良い効果があり、自然と背筋を伸ばすので、キレイな姿勢を保つことができます。これは健康面にいい影響を与えるそうです。
そして、座禅を組むことによって雑念を払って、頭を空っぽにすることで、集中して物事を考えられるようになります。座禅を組むことによって、リラックスする時と物事に集中する時の切り替えが上手になるそうです。仕事の能率が落ちているなと思ったら、ちょっとした時間を利用して座禅を組むのも良いそうです。ま、そういった座禅が組める場がそんなにあるわけではありませんから、出勤前にする方が多いそうです。
また、座禅を組んで、心の中を空っぽにすることで、精神的な落ち着きを取り戻すことができます。仕事から帰ったら、寝る前に座禅を組むと、その日に起きた嫌な出来事やストレスなどを忘れることができ、ゆっくりと休むことが出来るそうです。精神面でも、座禅を組むのはとても良い方法と言えるでしょう。
最後に、座禅を組むことで、自分自身を見つめなおす時間を持てることです。慌ただしい毎日に流されがちな方が多いと思いますが、座禅を組むことで、少しの時間でも雑念を頭の中から取り払うことができ、自分をしっかり見つめなおすことができるそうです。ぜひ座禅を組む時間を、一日のうちに数分でも作るようにしてみましょう。
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