
運動するとコラーゲンが増える?
運動をすると体の中に酸素を積極的に取り込むことができるようになります。
すると血流が促されて、コラーゲンを作るために必要な線維芽細胞が活性化されるため、コラーゲンの合成能力がアップするという流れになるのです。
どうして運動でコラーゲンが増えるのか
まずは、なぜ運動をすることでコラーゲンが増えるのかという理由を確認しておきましょう。
運動をすると体の中に酸素を積極的に取り込むことができるようになります。
すると血流が促されて、コラーゲンを作るために必要な線維芽細胞が活性化されるため、コラーゲンの合成能力がアップするという流れになるのです。
コラーゲン不足が気になる方は、恐らく運動不足の状態が続いているのではないでしょうか。
今すぐにでも無理のない運動をはじめて、若々しい体を維持してみませんか?
おすすめの運動法
いきなり運動をはじめようと思っても、普段から運動をしていないという方にとっては難しいかもしれません。
そこでおすすめしたいのは、ウォーキングなどの軽い有酸素運動です。
特にウォーキングはゆっくりと始めることができますので、運動が苦手という方でもすぐに始められます。
一日に30分から40分程度で構いませんので、普段よりも少し早歩きというペースで楽しんでください。
少し汗ばむ程度で構いませんので、心肺機能が活発になって血流が促されることで、コラーゲンの合成能力が高まっている状態だと期待できます。
体内に酸素をたっぷり取り込むのが基本になりますので、筋トレなどの無酸素運動ではあまり意味がないと思われがちですが、体を作る結合組織に適度なストレスを与えることでこのストレスに負けないように体が組織を再合成するという働きが期待できます。
つまり、筋トレもコラーゲンの合成能力アップに繋がると期待できるのです。
運動は体内のコラーゲンを減らさない
体内のコラーゲンを減らす習慣は色々ありますが、一番悪影響なのが、運動不足ともいわれています。
運動不足は、骨をスカスカにしてコラーゲンを減らす大きな原因となる
重大なことです。
というのは、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などのお肌のハリを司っているものたちは、線維芽細胞という細胞で作られます。
その線維芽細胞は栄養と酸素によって活性して、コラーゲンなどを生成するのですが、運動不足の状態ですと、充分に酸素を取り込めないので、
血液の循環も悪くなって、細胞に酸素も栄養も届かないので、コラーゲンやエラスチンを作ってくれる繊維芽細胞がきちんと活動できなくなります。
つまり、あまり体を動かさない運動不足の状態が続くと、細胞の酸素と栄養が届かなくなり、お肌と骨のコラーゲンがどんどん減っていくということなんです。
運動不足=コラーゲンが減る
という、ことになります。