骨、歯を丈夫に

舞茸にはエルゴステロールが豊富です。
エルゴステロールは、紫外線(日光)に当たるとビタミンDに変化する栄養(前駆体)で、しいたけなどのきのこ類に多く含まれています。
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促すため、骨や歯を丈夫にする効能があります。骨の強度を高める作用があり、骨の形成を促進するのに必要な栄養です。
しいたけや松茸などのきのこ類に含まれていて、きのこは天日干しにするとビタミンDを増やすことができます。
また、きのこだけでなく人も日光に当たることで、体内のビタミンDを増やすことができます。

皮膚の健康に

舞茸はナイアシンを豊富に含み、きのこ類の中でもトップクラスの含有量です。
ナイアシンは補酵素として酵素と協力し合い、3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)の代謝を促す作用や効能があります。
ナイアシンには、皮膚や粘膜など細胞の生まれ変わりを助け、皮膚や粘膜の健康を維持する効能があるため、肌荒れの予防にも効果があります。
また、アルコールの代謝を促進する働きもあるため、二日酔いや悪酔いを防ぐ効能もあります。

お肉を柔らかく

ちょっと安めで固い牛肉でも、舞茸を使えば柔らかくジューシなーお肉に変身させることができます。
舞茸には、タンパク質を分解する酵素エンドペプチダーゼが含まれています。この酵素がお肉の線維を壊して、柔らかくしてくれます。
ちぎった舞茸に水をかけ、牛肉などの肉類にまぶし、ラップで包んで2時間ほど冷蔵庫で保存。後はお肉を焼き、ちぎった舞茸も炒めて食べられます。これでお肉と舞茸の栄養が一緒に摂れます。
最も効果的なのはみじん切りにした舞茸とお水とお肉を、ラップやビニール袋に入れて漬ける方法です。

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