子供の習い事と言えば色々ありますが、その中で人気なのはスイミングではないでしょうか。
ベビーからでも習えるスイミングには、お子様にとっていいことばかりです!

どんな良いことがあるのか

①脳へのメリット
スイミングを子どもの頃から習うことで、身体全体で水の感触や流れ、水圧や浮力を感じ取り、小脳で姿勢をコントロールする力が養われます。
水泳のテクニック・身体制御の仕方の記憶は「手続き記憶」といって、
いったん記憶されるとなかなか忘れないと言われています。
子どものころに泳げた人が、数十年ぶりに泳げるのも小脳の手続き記憶のおかげです。

さらに、水中姿勢をコントロールするには、全身の筋肉の緊張状態を微妙に変えていく必要があります。
そのため、小脳だけでなく大脳皮質全体を刺激します。
また、水のなかで行うスポーツなので常に空間把握能力が必要です。
自分がどこにいて、どこに向かっていくのかを、常に意識していなくてはなりません。
このように水泳は脳を刺激して、他のスポーツより空間や記憶に大きな影響を及ぼすと言えるでしょう。

②身体へのメリット
スイミングの最大の特徴は、「浮力により身体への負担が軽い」ということです。
成長期の子どもにとって、関節や骨に負担をかけずに運動ができることは、大きな魅力でしょう。
そして、体の片側を主に使う他のスポーツとは違い、左右対称の動きを繰り返すので、 全身の筋肉がバランスよく鍛えられ、成長にゆがみが起こりにくいのです。

また、「心肺機能の向上」もメリットの一つです。
胸に水圧がかかるため呼吸筋が活発に働き、陸上運動よりも効率よく心肺機能を向上させることができます。
この規則正しい呼吸が喘息治療にも効果的といわれ、喘息の子どもをスイミングに通わせる親御さんも少なくありません。

③精神へのメリット
スイミングスクールでは、適度に身体を動かすため、子どものストレス発散に効果があります。
また、一回で泳げるのではないため、何回も練習して泳げるようになるという努力する経験を経て、精神的に強くなります。
さらに、泳げなかった子が泳げるようになると達成感が味わえます。
その”できた”時の喜びは何物にも変えられない貴重な体験となり、子どもをぐんと成長させてくれます。
そしてそれは子どもの自信にもつながり、自己肯定感も満たされ、様々な事に挑戦する心が育ちます。

夏場のスイミングは、熱中症にご注意を!

屋外のプール環境を考えてみると、
屋外プールの場合は休憩場所など以外にはプールサイドに物陰はなく、
しかも肌の露出が多いので直射日光を受けて体温が上昇し、
熱中症にかかる条件が揃っています。

一方屋内プールの場合、直射日光には当たりませんが、
密閉された空間は30℃前後の室温があり、
また湿度も90%位上という高温多湿の環境になっていて、高温多湿の環境だと汗が蒸発しにくいので熱中症になりやすいのです。

またプールの中にいても水泳中は汗を書いて水分を失っていることに気づかない
人が多いのですが、わかりやすい例に挙げると
足がつったりするのは血液中の塩分が汗と一緒に体外に出てしまい体内の電解質が不足することで引き起こされる筋肉の痙攣なのです。

プールの中にいるといつの間にか熱中症になっているなんてことに。
くれぐれも気をつける必要がありますね。

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中山葵

スポーツ全般大好きです。
球技は特に大好きで、バスケをよく観戦しています。
今までスポーツは観る専門でしたが、これからは色んなスポーツをやっていきたいと思っています。

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