「ヨーグルト」の食べる順番で効果が変わる!

ダイエットのために、健康のために、野菜を食べてからご飯やパンなどを食べることを習慣にしている人も多いと思いますが、これは野菜に含まれる食物繊維などの成分やドレッシングに含まれる酢や油を最初にとることで、その後に入ってくる糖の吸収をゆるやかにする食べ方です。最近の研究では、肉や魚のたんぱく質から食べ始めても、血糖値の上昇が抑えられるとわかってきたようですが、ヨーグルトでも同様の効果が得られることが明らかになってきているそうです。

肥満や老化を防ぐために「最初」に食べよう!

肉や魚同様、ヨーグルトに含まれるたんぱく質にも、血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌を促す作用があり、さらに乳酸が注目されています。乳酸には、食べたものが胃から小腸に移動する時間をゆっくりにする働きがあり、その結果、小腸での糖の吸収がゆるやかになり、血糖値の急上昇が抑えられるため、ヨーグルトはたんぱく質と乳酸のダブルの働きで、血糖値の上昇を抑えることが出来るそうです。

糖は、体内でエネルギーを作るのに必要不可欠な物質だが、血糖値が急激に上昇するような食べ方はよくなそうで、こういった食べ方を続けていると、体脂肪がつきやすくなるだけでなく、肌や骨、血管などの老化も進みやすいそうです。血糖値が急上昇すると、体内のたんぱく質が糖によって変性する「糖化」が生じ、この糖化が進行すると、シワやたるみ、骨質の低下や動脈硬化にもつながります。

乳酸菌に期待するなら「食後」が良い!

食べる順番を変えるだけで簡単な「ヨーグルト・ファースト」。ただし、ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの多くは酸に弱い。生きて腸に届くことで発揮される乳酸菌などの機能に期待するなら、胃酸が濃い空腹時より、食後に食べたほうが効果的。免疫調整作用に関しては死菌でも効果が期待できそうだ。

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