
ストレッチは体を柔軟にする効果あり!
ストレッチには、筋肉をしっかり伸ばす作用と、縮める作用の両方があり、こりかたまった筋肉を正しく伸び縮みさせてほぐし、筋肉の本来の動きを取り戻す作用があります。
ストレッチとは
ストレッチとは「筋肉を伸張(伸ばす)」ことです。筋肉は筋繊維と言う細い繊維の束でできています。
その繊維はコラーゲン成分を含んでおり、伸縮します。
また、筋肉を解剖学的に見ると、多くの場合骨から骨へ起始し、停止しています。よって、ストレッチとは、「物理的に筋肉の起始と停止を遠ざけて、筋繊維を伸ばすこと」を言います。
反動をつけるのは良くない
筋肉は、瞬間的にストレッチがかかると逆に筋肉が切れないように守ろうという反応が出ます。
これを伸張反射といいますが、それにより余計に筋肉は固くなってしまいます。
その状態で運動を始めてしまうと、筋肉にストレスがかかりやすくなるだけでなく、最悪の場合は筋断裂に繋がる危険があります。
体育の時間にアキレス腱を1、2、1、2とリズムに合わせ、反動をつけて伸ばしたりしたものですが、あれは逆効果だったのですね。
必ず反動をつけないようにしましょう。
ストレッチは朝がオススメ
朝は1日の活動に備える時間帯です。
その朝にストレッチをすると、酸素をたっぷり身体に取り入れることが出来るので、目覚めのスイッチが入ります。
寝ている間、体温も血圧も低くなっていますし、身体は休息モード。低血圧の人は、特に朝起きてから頭が目覚めるまで時間がかかると思います。
そこでストレッチをすると、全身に酸素が行き渡るので脳もスッキリ目覚めるんです。
だるい朝ほどしっかり身体を動かすことで、日中の身体の軽さが変わってきますよ。
朝が苦手な人ほど、ストレッチでスイッチをONにしましょう。
注意点
ストレッチを行うときは、力んでしまう方が多いものです。かえって筋肉を傷めてしまうため、リラックスして行うように注意しましょう。筋肉の緊張を取り除くことが大切です。
また、伸ばしたい筋肉を意識し、方向を考えながらストレッチをするとより高い効果が得られます。