たけのこの力
今が旬のたけのこ。
美味しいですよね。
たけのこ堀行っても、イノシシに
先を越されたりして、
イノシシめ、うまいもん知ってるなと思ったり。
疲労回復
タケノコにはアミノ酸の1つアスパラギン酸が含まれていて、含有量は100gあたり670mgとアスパラガス(360mg)よりも豊富です。アスパラギン酸はエネルギーを作り出すクエン酸回路(TCAサイクル)を促進する・ミネラルの全身運搬を潤滑に行うなどの働きがあることから、疲労回復成分として栄養ドリンクなどにも配合されています。加えてエネルギーの一時貯蔵庫とも言えるグリコーゲンの生成を促す働きがありますから、他の食材と合わせることでスタミナ増強にも効果が期待できます。
また際立って多いというわけではありませんが、タケノコは野菜類の中ではタンパク質を多く含んでいる食材でもあります。筋肉疲労・精神疲労共に体内のタンパク質分解が高まるため、タンパク質(アミノ酸)をしっかり補給することで筋肉・内臓機能の低下予防に繋がると考えられています。タケノコだけでタンパク質を摂取できるわけではありませんが、食事の栄養バランスを整えるのには役立ってくれます。
便秘解消
たけのこに含まれる栄養で注目すべきは食物繊維です。
たけのこには、食物繊維の中でも不溶性食物繊維であるセルロースが豊富に含まれています。
セルロースとは不溶性食物繊維の一種で、ブドウ糖が鎖状に結合したものです。セルロースは腸内で水分を吸収してふくらみ、腸内にある有害物質を排出する効能があります。
また、腸内のぜん動運動を促し、排便をしやすくすることから便秘対策にも有効です。
脳の活性化
タケノコを切った時に節の間に入っていたり、水煮されたものが入っている袋に浮かんでいる白い粉・粒のような物体。体に悪そうと心配される方もいらっしゃいますが、白い粉のようなものはアミノ酸の一種「チロシン」が結晶化したものなので通常量の摂取では害はありません。
チロシンは甲状腺ホルモンや神経の伝達物質の生成に関わる物質です。やる気物質であるドーパミンの原料として体内で利用されることも知られており、不足することで無気力・集中力低下・抑鬱症状などを引き起こすと考えられています。このことからチロシンを含むタケノコを食べることで脳の活性化、やる気・集中力アップが期待できるとする説もあります。
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