水分補給は必要ですが、飲み方も重要です。
熱中症予防には、水分とともに塩分も必要だといわれています。ただし、過剰摂取には注意が必要です。
何故塩分が必要なのか
かいた汗がしょっぱいのは、汗に塩分が含まれているからで、汗をかくということはつまり水分だけでなく体内の塩分も失われていることを意味します。
その際にはナトリウムだけではなく、マグネシウムなどのミネラル分も体外に排出されています。
脱水症の原因は水分と塩分の不足です。
私たち人間の体は約36度の体温をキープするために汗をかいて調節したり筋肉で熱を生み出したりしています。
塩分が不足すると神経の伝達作用や筋肉収縮量が下がるので痙攣が起こります。
さらには、心臓の筋肉の収縮力も下がるため、血圧が下がったりしてショックが起こることもあります。
血圧降下は倦怠感や脱力感の原因となります。
血液の塩分濃度を保つために、塩分なしのお水を飲んだ場合は尿としてすぐに排泄されてしまうのです。
このようなときには塩分も摂取する必要があります。
海塩がおススメ
塩分の取り過ぎは高血圧の原因になる、と多くの人が信じています。
これは正確ではなく、高血圧を誘発するのは精製塩、いわゆる食塩なのです。
自然海塩を高温で焼いた塩には食塩を摂取したときと異なり血圧の上昇は起きません。
食塩のほとんどの成分は化学物質である塩化ナトリウムです。
海水から、塩化ナトリウムのみを取り出して作られたものです。
海塩には豊富にミネラルが含まれています。
人間に必要な塩分、ミネラルを摂取しようと思ったら自然の恵みである海塩が最適です。
産地や製法により成分は異なりますが、食塩のようなストレートな塩気よりも味がまろやかです。
お水に塩をわずかに加えて水分補給をするならば、ぜひ海塩を使ってみてください。
お水はこまめに飲めるようにウォーターサーバーで常備しておくと良いでしょう。
お水のがぶ飲みは良くない
人間の身体の6~7割を占める水。健康や美容のためには水をしっかり飲むことは不可欠ですが、水の飲み過ぎは命に関わります。
水を極端に飲みすぎると、体内のナトリウム濃度が薄まる水中毒に陥ってしまうリスクがあります。
水中毒の症状はむくみや体のだるさといった軽度のものから、心不全や呼吸困難、意識不明といった重度のものまでさまざまです。長期的に水中毒の状態になると大変危険です。
水中毒とは、体内に過剰に水分が満ちることでナトリウム(塩分)濃度が薄まり、水分のバランスが崩れることで起こります。
身体の中で水分代謝しきれない水が細胞にあふれて、初期症状としては身体がむくみやすくなります。
危険なのは、内臓や脳がむくんでしまうことです。
心臓がむくめば心不全、肺がむくめば呼吸困難、脳がむくめば頭痛や幻覚といった、深刻な症状が出てきます。
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こんにちわ。
クエン酸と、テニス大好き少年です。プレーするのも、観戦するのも大好きです。
得意なのはフォアストロークです。アプローチから相手を追い込み、ボレーで決めるのが
基本的なスタイルです。苦手なのはバックです。弱点を隠し、なるべくフォアに回り込んで打つ癖で、弱点が余計に目立つようになりました。
これからも、弱点から逃げずにバックを克服していきます。
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