お肌ツルツルで体臭予防に
重曹は皮脂の汚れや老廃物を洗い流し、丸くて細かい粒子はスクラブ効果もあります。浴槽のお湯がサラサラになり、古い角質などの汚れを取るのにも最適ですよ。また、弱アルカリ性の重曹は酸性系の匂いを中和消臭するので、脂肪酸や酢酸など、酸っぱい臭いの体臭が気になる人にもおすすめです。さらに重曹風呂にクエン酸入れることで、シュワシュワと泡がでる炭酸風呂にアレンジすることもできます。肌の汚れを落としてツルツルスベスベになれるだけではなく、毎日の仕事や子育て、家事の疲れを癒すリラックス効果を得られます。
さらに重曹の効果には、冷え性を改善させる効果があります。
温熱効果があるので、体の芯から温めて冷え性の予防をしてくれます。
作り方
体に負担のないお湯の温度は「40℃」と言われています。夏場は38℃あたりが適温とのこと。この温度なら重曹も充分に溶けますので、ゆったり浸かるためにもお湯の温度はあまり熱くしすぎないようにしましょう。
お風呂に入れる重曹の量については、「大さじ1~2杯」や「ひとつかみ(約1/2カップ)」などの意見がありますが、臭いの程度やお肌の敏感度によって個人差がありますので、まずは大さじ1杯から始めて、自分に合う分量を見つけていきましょう。
注意点
気軽に楽しむことができる重曹入浴剤ですが、使用する際には気を付けなければいけない注意点もあります。
基本的に重曹は肌に優しいものですが、肌質により相性の違いはあります。アトピーや皮膚の炎症などの肌トラブルが生じている人の場合には、使用を控えることが必要です。また、敏感肌の場合には重曹の分量を減らして使用することをおすすめします。お湯200リットルに対して15グラム程度を目安に、肌との相性をチェックしながら作るようにしましょう。