胃に優しい

キウイにはアクチニジンが豊富に含まれています。
キウイに含まれているアクチニジンは、プロテアーゼと呼ばれるの酵素の一種で、タンパク質を分解する働きがあります。
アクチニジンが肉や魚などのタンパク質を分解するため、消化や吸収を促進してくれます。この働きが胃腸の負担を軽減し胃もたれを予防、胃腸の健康を維持する効果がキウイにはあります。
肉や魚料理の食後のデザートには、キウイで消化をサポートするのが良いそうです。
アクチニジンはキウイの他に、青パパイヤ、パイナップル、いちじくにも含まれています。

整腸作用

キウイの栄養には、意外にもバナナの2倍もの量の食物繊維が含まれています。
キウイの食物繊維量は意外と多く、バナナやプルーンを上回る量が含まれています。キウイの食物繊維は、不溶性食物繊維の方が多く含まれています。
便の容量を増やし腸内細菌の餌となる栄養で、腸の環境を整えて便秘を改善してくれます。
また、水溶性食物線維ではペクチン、セルロースを含みます。なかでもペクチンは腸内でゲル状となって便を柔らかくし、腸を刺激して蠕動運動を促す効果があります。
キウイに含まれる食物繊維の割合は、「不溶性2:水溶性1」と、理想に近いため、よりスムーズな排便を促す働きが高くなっています。

むくみ予防

キウイに含まれるカリウムは、アボカドやバナナと比較すると劣りますが、生の果物類ではトップクラスで、果物平均値より1.5倍ほど多く含みます。
カリウムの量は劣っても、カロリーについてはアボカドやバナナよりも低くいのがメリットです。
カリウムはミネラルに分類される栄養で、体内の過剰なナトリウムを排泄する働きがあります。ナトリウムがうまく排泄されることで、高血圧の予防やむくみを解消する効能が期待できます。
キウイは輸入もしているため通年出回っていますが、一番の食べごろが12~4月の旬の時期です。この時期、カリウムを摂るならキウイがいいですよ。

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