日本が誇る安打製造機

メジャーリーグのニューヨーク・メッツからフリーエージェントとなっていた青木宣親選手が1月29日、古巣のヤクルトスワローズに復帰することが決まりました。3年契約で10億円とみらてる大型契約。背番号はヤクルトスワローズ入団時につけていた「23」に決まりました。
これはヤクルトスワローズファンのみならず、野球ファンにとって嬉しいニュースとなりました。昨シーズン、主力の怪我が相次ぎ、最下位に低迷したヤクルトスワローズ。今シーズンはリーグ連覇を決めた広島カープから石井琢朗打撃コーチ、河田雄祐外野守備走塁コーチを招き立て直しを図るヤクルトスワローズ。青木宣親選手の復帰は大きな戦力となりそうです。

青木宣親とは?

2003年のドラフトで早稲田大学を経てドラフト4位で入団した外野手。
早稲田大学の同期には鳥谷敬選手、比嘉寿光選手、由田慎太郎選手、1学年上には和田毅選手、1学年下には田中浩康選手、2学年下には武内晋一選手・越智大祐選手がおり、後に6人全員がプロ入りした強力打線「1番・田中、2番・青木、3番・鳥谷、4番・比嘉、5番・武内、6番・由田」でチャンスメーカーとして活躍し、早稲田大学野球部史上初の4連覇に貢献しました。
ヤクルトスワローズ入団後は、ルーキーイヤーの1年目に2軍で首位打者と、最高出塁率のタイトルを獲得し、スター選手の登竜門であるフレッシュオールスターでMVPを獲得しました。
2年目のシーズンでは、開幕1軍を勝ち取り、ヒットを量産。イチロー選手が記録して以来となるシーズン200本安打を達成し(202安打)、打率,344で首位打者を獲得し、新人王のタイトルも獲得。一気にスター選手にまで上り詰めました。
日本球界8年間で、首位打者3回、最多安打2回、盗塁王1回、最高出塁率2回のタイトルを獲得し、日本球界での通算打率は,329という高アベレージで、「安打製造機」と呼ばれていました。
そして2011年のシーズンオフにポスティングシステムを行使して、メジャーリーグのミルウォーキー・ブルワーズに移籍しました。
メジャーリーグでは7球団を渡り歩き、6年間で759試合に出場。ロイヤルズ時代には主力としてワールドシリーズも経験しました。

ヤクルトスワローズは強くなる!

青木宣親選手の復帰はヤクルトスワローズにとって大きな戦力となりました。そのほかにも、首位打者を取ったことある川端選手、打点王を取ったことある畠山選手、強肩好打の雄平選手が怪我から復帰し開幕を迎えたら非常に強力な打線となりますね。そのほかにも山田哲人選手、バレンティン選手もいるので、ヤクルトスワローズファンからしたら非常に頼もしく、他球団ファンからしたら非常に驚異的なチームとなりますね。
そして、広島打線を作り上げた石井琢朗打撃コーチ、広島カープの次の塁を狙う走塁力を植え付けた河田コーチも加入したので、非常に驚異的なチームとなるでしょう。ヤクルトスワローズの唯一の不安要素である怪我がなければ、今シーズン期待できるのではないでしょうか。

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